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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ


リブート版『GODZILLA ゴジラ』(2014年)、『キングコング: 髑髏島の巨神』に続く〈モンスターバース〉シリーズ第3作。
公開2日目に行ってまいりました。


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ギャレス・エドワーズのリブート版はなかなか満足度の高い作品だったが、ムートーなるクリーチャー(あれは断じて怪獣ではない)が出てきた瞬間、例によって彼の国の皆さんとの感性の違いに落胆したものだ。自分の怪獣観が極端すぎる可能性はむろんある。多くの特撮好き、怪獣映画ファンには、これもまた許容範囲のうちなのかもしれない。
ともあれその後、キングギドラ、ラドン、モスラが登場する続編が製作されると聞いたときには、何より懸念が先に立った。大丈夫なのか、と。
怪獣映画としてもキングコング映画としても中途半端な『キングコング: 髑髏島の巨神』を見るに至り、そうした警戒感は最高潮に達し、予告編次第では、今回は当面劇場に足を運ぶのを見合わせることも考えられたほどだ。

そうしたモヤッとした思いを、今回の作品は見事に吹き飛ばしてくれた。これは正しく良質な怪獣映画だと思う。
ちょろちょろ顔を出す"あちら産"の巨大生物の描き方には相変わらず違和感しかないが、ゴジラなど主要怪獣キャラはオリジナルを大きく逸脱せず、それでいて見せ方や立ち位置に工夫を凝らすなど、絶妙なアレンジが施されている。あれやこれやの、分かる人には分かるちょっとしたくすぐりから察せられる、マイケル・ドハティ監督以下スタッフのゴジラ愛、怪獣映画理解も見逃せない。旧いファンも、ここまでやられちゃ文句は(あまり)ない。


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ちなみに今回、初めてIMAX3Dに挑戦してみた(2Dは経験あり)。
3D映画は『飛び出す立体映画 イナズマン』以来、45年ぶり――なんて与太はいいですね。はい。
もとい、IMAX3Dはこれが初めての体験なのだが、なかなかの迫力だった。ユナイテッドシネマで通常料金+900円(メガネ込み)は安くはないけど、良い意味でツクリモノのCG映画は3Dが向いていると思う。
これからという人には、できたらIMAX3Dでの鑑賞をお勧めしたい。

そして、これは3Dを実際に経験して分かったこととして、席が選べるなら中央寄りがいいと思う。両サイドがなんで空いているのかと疑問だった。その理由が映画が始まって間もなく判明。メガネ位置を工夫しないと字幕(ということは映像も)がダブっちゃうんだね。

昭和ゴジラは一時期「怪獣プロレス」と揶揄されたもので(それはそれで当時の良い子の皆さんは愉しんでいた)、でも、今回の作品はまさにそのスタイルを受け継いだものだと思う。現代のハリウッドで怪獣プロレスを作ったらこうなる、みたいな。シナリオの弱さというかへんてこさはこの際どうでもいい。と思わせるくらい、怪獣同士のバトルが楽しい映画でした。ソイヤソイヤは勘弁してほしかったけどね、

で、次作だけど……コングは大丈夫なのか?

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[ 2019/06/05 12:36 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

来る!


妻が楽しみにしていたので、公開直後にユナイテッドシネマとしまえんにて鑑賞。


来る!

原作は日本ホラー小説大賞の受賞作で、ジャンル小説の新人のデビュー作といった枠にとどまらない、高レベルのエンターテイメント作品――と自分などは思っている。

とはいえ映像化となれば懸念が生じないでもない。ホラー小説に描かれる恐怖は至って主観的なもので、読み手は見えないものをむりやりイメージ化して怖がって=楽しんでいると思うのだが(自分だけ?)、映像というものは恐怖の主体を客観的に――場合によってはより具体的な"何か"として描くもので、それがどう出るかというのは原作好きの身には正直不安という話である。

ホラー小説大賞の選評によると、本作は『ぼぎわん』のタイトルで応募されたようだ。それが受賞作に選ばれ刊行されるにあたり、『ぼぎわんが、来る』に改題された。まあ、これは悪くない。編集者のカンを素直に褒めたいところではある。で、今回、映像化にあたって、さらにタイトルに手が入れら、元題(とあえて造語を使おう)からいよいよ離れた『来る!』になってしまった。

といったことの結果――なのか、それがそもそもの理由なのか、映画の筋から原作のキイワードである"ぼぎわん"がすっかり抜け落ちてしまっている。意図的に落としてしまっている。ここがひとつ、評価の分かれ目ではないかと思う。

"ぼぎわん"改メ、得体の知れない"それ"に狙われる序盤の主人公(原作は3章構成で章が変わるごとに視点も切り替わっていく。映画も明確に切り分けていないが構成上はそれに準拠している)には友人がいて、彼はほぼ最後まで重要な役どころを演じていくのだが、その民俗学の准教授という属性も、原作の魅力でもある"何か"="ぼぎわん"→その"正体"に迫るミステリ要素がスパッと削られたお陰で、ほとんど意味をなさないものになってしまった。

霊能力者姉妹の間に横たわる確執にはやや足りないすれ違いや、それぞれの葛藤が間接的にもあまり描かれなかったのも今回残念に思った点だ。
なんだろう。登場人物はみなキャラが立っていて、しっかり個々の役割を演じているのだが、それが演出上のコマ(物語上の、ではなく)になってしまっているあたり、自分にはどうにも惜しく思われる。『カルラ舞う!』風オカルト活劇を想わせるクライマックスの展開も、そうなってみると徒花の印象が強く、こうしたことどもが前評判(試写)段階で弾けなかった理由なんではないかと思った。

まあ、続編ができたら観るけどねw

本編とは関係ないけど、このところ続けて吉祥寺の古い映画館(オデヲン、プラザ)で鑑賞したので、シネコン(ユナイテッドシネマ)の音響の良さを再認識しました。




[ 2018/12/12 13:45 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

クワイエット・プレイス


目は見えないが音に鋭敏に反応する正体不明の怪物によって荒廃した世界(の一地域)と、そこに生きる一家族を描いたSFホラー。あるいは侵略SF。




構造や見せ方=怖がらせ方は『宇宙戦争』(2005)に近い。未知の生命体(怪物)による容赦ない襲撃に対し、人々は積極的な防衛手段を持たず、ただ"文字どおり"息をひそめて、恐怖が過ぎ去るのを待つしかない。
怪物は、ちょっとした物音でも聞きつけてやってくる。したがって、しわぶきひとつ立てられない。そこで主人公家族は、手話と簡単な身ぶり口ぶりでなんとか意思を伝え合う。そうして生まれた沈黙の世界で、あたらしい命が誕生しようとしていた…。


上映開始間もないうちこそ咳き込んだり、ポップコーンをムシャムシャやったりストローでジュースをずーずー啜ったりする音が聞こえてきたものだが、次第々々にそうした物音が途絶え、劇中と同じように客席全体が静まりかえっていったのが感動的であった(余談だが、上映が始まってもトイレで騒いでいる女性グループがあり、彼女らの"わきまえない"笑い声がまんま聞こえてきた)。
この感覚は、やっぱり劇場ならでは。作中人物と感覚(恐怖)を共有できるなんて、この上なく得がたい体験でしょう。自宅鑑賞派の皆さんにも、そんなわけで、ぜひ家族や友人たちと鑑賞することをお勧めしたい。

"音を立てたら即死"の世界で何を思ったのか――いや、だからこそ、だろう――出産に挑む母親イヴリンを演じたエミリー・ブラントは、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』で"戦場の牝犬"リタを演った女優ですね。夫役で本作の監督・脚本・製作総指揮でもあるジョン・クラシンスキーとは実生活でも夫婦とのこと。
このふたりに加え、子どもたちも存在感のある演技を見せてくれる。特に娘リーガン役のミリセント・シモンズ。彼女は実際にろう者の役者であることを鑑賞後に知った。撮影現場では、アメリカ手話のレクチャーも行っていたらしい。最初は地味な印象があったけど、プロット上ではキイパーソンともいえる重要な役割を担っていて(まあ、登場人数が少ないので全員が重要なんだけど)、しまいには彼女に強く共感するようになっていった。

終わり方は、この手の作品にありがちなもので、予想どおり続編がすでに製作中との話。ただ、『エイリアン』のようになってほしくはないな。未知の恐怖が既知の恐怖となることで、力対力の削り合いになっては興ざめもいいところだから。


** 鑑賞上の注意 **
うちは吉祥寺オデヲンで鑑賞。古い映画館なので上映が始まるとフットライト以外、灯りがなくなり、座席No.が分からなくなるのでトイレに立ったときは要注意。場内がえらい沈黙下にあるので、間違って「すみません」とも言いづらいし、そもそも声をかけたら相手がビックリするw
それから音の出る食べ物は厳禁。風邪や慢性副鼻腔炎やヘビースモーカーで、咳や痰切り音必須の人も気をつけたほうがいいでしょう。


[ 2018/10/08 14:41 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

グリース


厨二…じゃない、中二のときに劇場で観てたいへん気に入り、サントラまで買ってしまった。レコードはあらかた処分したが、これはまだ天袋のどこかに眠っているはず。

そればかりでない。アメリカ文化やハイスクールライフに憧れと興味を抱くきっかけにもなり、それが高じて外交官をはじめとする「英語を用いる仕事」に興味を持つに至り、職員室の本棚にあるなるにはシリーズ?「外交官」まで借りに行く始末。厨二病まさにきわまれりである。

そんな人生でも重要なポジションを占めている(た)かもしれない学園ミュージカルをAmazonプライムで久々の鑑賞。酔ってたこともあるけどw、おもしろかったー!


グリース
※これも仕舞ってあった当時のチラシ。


映画の筋は今観ると単純。単純以下かもしれない。恋愛ものにありがちなシチュエーションを歌でつないで、なんとなくストーリーを形づくっているだけ。それで退屈させないのは楽曲がいずれも素晴らしいこともあるが、やはり主演ふたり、当時旬のミュージカル俳優トラボルタと歌姫オリヴィア・ニュートン・ジョンの共演ってのが大きい。特に当時30才!?のオリヴィアのチャーミングなこと!

ミュージカルはあまり好きではないのだが、これだけは例外であったことを再認識。サントラも引っ張り出してこようかな……と思ったけどプレイヤーがないじゃん!





[ 2018/09/30 13:42 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

しっぽ


正直、まったく気づかなかった。今の今まで。

数日前、ツイッターのTLをぼんやりと追っていたら、ゴジラ凍結後のしっぽの状態について言及したツイートがあって…。



※凍結直後


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※エンディングクレジット直前


まさに第5形態への移行寸前に凍結したものと思い込んでいた。
時計はその後も動いていたんだね。

たしかに、「ギリギリで止めた」より「止めてもなお移行が進んでいる」ほうが物語として広がりが出るよな。



[ 2018/09/29 15:30 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(1993)


アニメ版を観ちゃったからには比較してみたくなるよね。
オムニバスドラマ『If もしも』の1エピソードとして発表された岩井俊二の出世作にして代表作。





そのむかしTVで視聴した記憶はあるが、そのときは途中から&ながら見で、終盤のプールのシーンを断片的に覚えている程度。ほぼまっさらな状態といっていい。

んで、観終えたところで尺を確認したのだが、アニメ版のほぼ半分。実に分かりやすいシンプルな構成で、これじゃあ劇場アニメ化は難しいなと思わされた。タイムリープやそのくり返しなど、相当なアレンジが施された理由も分かる。
一方で、アニメ版はオリジナルのシーンや台詞をかなり踏襲してもいて、古いファンにも楽しめる作りにはなっている。一緒に観ていた妻が、隣で「ここまで一緒なんだ」「この曲、使ったんだ」などとつぶやいていたが、そういう見方こそ正しいのかもしれない。

それはそれとして、このドラマの映像作品としてのキモはやはり奥菜恵に尽きるだろう。
よく聞かれる"少女が大人になる瞬間を切りとった"というフレーズは、この作品の彼女を特に指した言葉、といわれても納得してしまいそうだ。
奥菜恵がたしかに神に愛されていた時期、この作品に出演したことは、本人にとって以上に、ブラウン管のこちら側にいる我々にとって寿ぐべきことだった。

単純なつくりの話ではあるが、泣けた。
この作品の魅力は、奥菜恵の発するこの一言に集約されている。

今度会えるの2学期だね。たのしみだね。




[ 2018/09/26 13:53 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

関ヶ原


伝説のTVドラマ版(1981)と比べるまでもなく、娯楽大作としては失敗、と言っていいんじゃないかなあ。





Yahoo!のレビューなどを見ると、なにしゃべってるか分からないという点に不満を抱いた人が多いようだけど、それ以前のような気が。

ところどころ「はっ!」とさせられたり、「なるほどねえ…」と唸らされる切り口、演出が見られ、特に前半はそうした事どもが良い感じの惹きとなっていたのだが、しだいに冗長さや舌足らずな構成がストレスになっていって…。
総じて、バランスの悪い作品、という評価になってしまう。自分的には。残念ながら。

クライマックスの関ヶ原の合戦。タイトルにもなっているのに、これがまた不完全燃焼で。天下分け目の決戦ならではの戦略、駆け引きがほとんど描かれていないのも実に残念なことでした。




[ 2018/09/24 23:59 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

去年の冬、きみと別れ


中村文則原作の"純愛サスペンス"。
そういえば先日観た『彼女がその名を知らない鳥たち』(沼田まほかる原作)も純愛サスペンスと銘打っていた。いずれも、言われればその通りなので否定するつもりはないのだが、別の言い方もあるのでは?と思わないでもない。すでに安売りされ過ぎている言葉でもあるし…。


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公開時のキャッチは「観た人全員、ダマされる――」。
と煽られた時点で身がまえちゃうよねw まあ、そういうタイプの作品。紛れもなく。

原作は未読ながら、映像化の難しい作品という情報だけは目にした。だからなのか、結末など、かなり手が入っているらしい。比較しようはないが、今回の映像化に関しては大きな破綻なく収まっていると思う。
とはいえ正直、原作を先に読んでおけば良かったと少しだけ後悔した。
(タイミングは逸したが、いずれ読んではみたい)

主演の岩田剛典なる俳優。存じ上げないのでジャニーズ?と思って見ていたのだが、視聴後にググったらEXILEのメンバーらしい。アクの強い役者に囲まれていたので、彼らとのコントラストに助けられた部分もあっただろうが、好演といっていいのではないか。本業?のパフォーマンスより、こちらを伸ばしたほうがいいように思う。余計なお世話ですねw

ところで、これはレンタルディスクで観たんだけど、本編再生と同時に音声ガイドが流れて。その前にアナウンスがあったので「視覚障害者用音声ガイド」があるのは分かっていたんだけど、デフォルト設定とは思わず、いきなりこれが流れたのをしばらく作品の演出だと思い込んでしまった。被害者が視覚障害者で、冒頭シーンが点字を刻印しているところだったものだから。いちばんダマされたのは実はこれでしたw

[ 2018/09/11 12:41 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

宇宙を駆けるよだか


人は外見? それとも中身?

8/1配信開始のNetflixオリジナルドラマ。
全3巻の同名少女マンガの映像化で、原作ともどもえらく評判がいい。ということで観てみたら、なるほど面白かった。こりゃ掘り出し物だ。

各所の配信情報では、ジャニーズWESTの2人のW主演を売りにしていたようだ。実際、ジャニーズという先入観を抜きにすれば、重岡大毅も神山智洋も好演といってよく、これで新たなオファーに繋がりそうな予感もある。
高校生にしては老けすぎだけどねw

でも、そんな男性陣より、このドラマを支えているのは紛れもなく女性陣だ。特に海根然子役の富田望生こそ真の主演といっていいだろう。一般的な知名度は低いとしても(*1)、そこは世界を見据えたNetflix、彼女を一番手しても良かったのではないか?
設定自体の勝利というのがあるとしても、事実それほどの熱演で、ストーリーの軸として最後まで揺るぎない存在感を示してくれた。

そんな然子=富田望生に食われること必至なポジションなのがもうひとりのヒロイン、小日向あゆみだ。演じるは清原果耶。『3月のライオン』でひなちゃんを演ったコですね。かわいいのは言うまでもないけど、今回、難しいポジションの役を然子に食われることなく無難以上に務めたと思う。こちらもこれから期待できそう。

作品選びからキャスティング、演出に至るまで、自由度の高い映像配信サービスならではの作品だと思う。そして、いずれこちらが主流になっても全然おかしくない。ドラマシーンとして見たとき、気づけば地上波の方が隙間に落ちている、なんて時代が来たりしてね。

ところで、タイトルの意味が分からなかったのでググったところ、「よだか」というのは宮沢賢治の作品に出てくる醜い鳥の名前だそうです。


*1 『ソロモンの偽証』『チア☆ダン』『あさひなぐ』に出演してます。

[ 2018/08/28 12:01 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

恐竜・怪鳥の伝説


ジュラシック・ワールドの新作を観た、という話は先に書いた。
そこで復習を思い立ったらしいかみさんが、シリーズ旧作をAmazonプライムで順繰りに消化していた。さほど複雑な話ではないものの、キイワードやキャラの引き継ぎ、シリーズファンへのくすぐりなどがあるので、正しい楽しみ方ではあると思う。

一方、自分はというと、恐竜つながり(*1)ということでこれを観た。


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昭和40年(代)男には、『ドカベン』の併映作品といったほうが通りがいいかもしれない(*2)。『ジョーズ』や『グリズリー』を始めとする動物パニックものの"亜流"で、サメや灰色熊やタコやシャチの代わりに恐竜をもってきたのがポイントである。
必然的にホラーに寄せたストーリー、演出になっており、子どもには少々どぎついシーンが頻繁に出てくる。そのせいもあってか、劇場で観たとき、本命の『ドカベン』以上に印象に残った。今となってはツッコミどころ満載の笑える作品になってしまったがw、それでも変わらず、自分としては"怖い映画"のカテゴリーに入れると思う。それは当時の、B級ホラー(動物パニック)全般に言えることだけどね。

未見の方がWikipediaを参照すれば、いよいよ怪作・珍品のたぐいと思わされること必至で、もちろんそれは正しい理解なのだが、渡瀬恒彦の若き日の姿も見られるし、せいぜい酔っ払った夜にでもダラダラ横になりながらの鑑賞をオススメいたします。


*1 "つながり"と言いつつ――恐竜マニアには常識だろうが――、登場する首長竜プレシオサウルス(劇中ではプレシオザウルス)と翼竜ランフォリンクス(同 ランホリンクス)は、いずれも分類上は"恐竜"ではない。

*2 もう1本『池沢さとしと世界のスーパーカー』も併映だったらしいが記憶にない。


[ 2018/08/14 13:10 ] 映画 | TB(0) | CM(0)
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