されど偽りの日々
山井完全試合目前交代事件
2007年11月02日 (金) 11:43 | 編集
飲み屋の知人と、ファイターズが負けたらヒルマンの一時帰国しての就職会見が問題視されるかもと話していたら、それを上まわる話題が出てきてしまった。
昨夜からいろんなブログを読んでまわっているけど、やっぱりヒルマンどころじゃないようで、あんまり言及しているところはない。うまく逃げたか、ヒルマン。

で、山井完全試合目前交代事件ですが。
show the fragする(旗幟を鮮明にする)ため、余計かもしれないけど書いておきます。
あの状況、応援するタイガースに置き換えたとして、ピッチャーを球児に代えたとしたら、ぼくは監督を批判したでしょう。
それで負けたら悔しいのは間違いないところですが、そんなもん、ちっちゃい、ちっちゃい。一年の大トリになるかもしれない試合で、パーフェクトが成るか否かの瞬間に立ち合う昂揚感を思えばね。
それは、結果逆転され、おまけに次の試合から連敗して日本一(今年は違うけど)を逃したとしても同じ。

くり返しになりますが、完全試合が達成されるかどうかという瞬間の、ファン&当事者の気持ちを想像すれば、これを超えるカタルシスがそうそうあるとも思えず、それは少なくとも、シーズン2位で挑む日本シリーズの、それも3勝1敗でリードしてる状況での勝敗より、はるかに貴重なものでしょう。
何も完全試合が達成されなくてもいい。夢破れたとしたらその瞬間さえ、ひとつのドラマです。そして、そんなドラマの積み重ねがあったからこそ、野球はここまで国民的注目を集めるスポーツになったのではないでしょうか。

(これまでの継投パターンからは外れるが)本当は投げさせたかった、でも山井がマメを潰していたので交代させた。
といったニュアンスのコメントを落合監督が出したそうですが、だとしたら彼もまた野球の面白さを知っているわけで、その場合は昨日のぼくの言葉は何割か割り引きしたいと思います。
ただ、これは別所に書いたことですが、「マメ」と「あの場面で後から投げる者のプレッシャー」を天秤にかければ、両者は少なくとも釣り合うように思うんですけどね。

アジアシリーズがありますが、これで2007年のプロ野球はおしまい。
お疲れさまでした。

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