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内野安打

sports navi :「背中たたいてあげたい」 ローズ氏、イチローに賛辞
一部米メディアに同氏がイチロー選手の内野安打の多さを指摘したとされる点については「彼の(足の速さという)能力に、ちょっとだけ運も加わっていると思うが、それが駄目だというわけではない。どこへボールが飛ぼうが、記録員が安打といえば安打」と説明した。


通算安打数記録(生涯、通年、試合あたり問わず)というのは単純な積み重ねなので、ローズがいうように、記録員が「H」と判断した以上は文句をいう筋合いのものではない。
なので、イチローが達成した10年連続200本安打はどこに出しても恥ずかしくない偉大な記録である。

といったことを踏まえた上で、あえて多いとされる内野安打に注目したい。

ローズにいわせると、たまたま野手がいないところにボールが飛んでヒットになったものが内野安打、ということになるのだろう。そんな幸運と、幸運を招き寄せる走力の問題というわけだ。
さすがこれは乱暴ないいようである。
幸運と個人の技術(or 能力)の助けなく、どんな記録が生まれるというのか。二塁打だって、"たまたま"外野の深い場所に落ちたヒットと解釈できなくはないし、野手間を打球が抜けても走力がなければ一塁止まりのケースだってある。

だが、一方で「イチローヒット」というのは確かにあると思う。

イチローだから野手が真剣に打球を追わなかったり、イチローだから野手が慌てて送球が乱れたり、イチローだから審判がセーフにしたりするケースだ。顔と名前で勝ち取ったヒット。
野手が冷静に、いつも通りに対処すればアウトなのに、イチローだからセーフになる(いわゆる「儲けた」というやつね)。そうした安打が200本のうち何本あるかは分からないが、毎年何本かあるのは間違いないと思う。その割合は他の選手よりおそらく多いだろう。
そこに釈然としない思いを抱く者は、きっと現場に多いに違いない。現場だからこそ、だな。

でも、そうした空気を代表して因縁付けることができるのは、もうピート・ローズしか残っていないというのも事実なのよ。
これこそ、イチローの成し遂げたことの真の意味なんだと思う。

人の心を打つのはワールドシリーズの決勝ホームランのほうだけど、人を黙らせるのは数の積み重ねなんだね。
その悪い例が連続試合出場記録だったりするんだけど…(以下いつもの流れなので省略)。

いずれにしても前人未踏の場所に立ったイチローには、今後も果敢に記録にチャレンジしていってほしい。
あんまり醒めたこといわずに。
でもって蛇足ながら、仮に今年200本打ててなかったとしても、彼の輝きは決して色褪せるものではないということも付け加えておきたい。


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[ 2010/09/25 10:35 ] スポーツ | TB(0) | CM(2)
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