街の灯/北村薫


ベッキーさんシリーズ第一作。
人間ドックのお供に選んだんだけど、終わる頃にはほとんど読み終えてしまった。


街の灯 (文春文庫)街の灯 (文春文庫)
北村 薫

文藝春秋 2006-05
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謎解き要素が弱く、ベッキーさんもまだ本領発揮とはいかないようで、なんとなく薄味な印象。もう少し濃いめの味付けにしてもいいと思うんだけど…。
昭和初期の空気もちょっと物足りない。

ちなみに一昨年のドックのお供はフランシス『利腕』、去年はクリスティ『カーテン』でした。

【2012/2/1追記】
このタイトルなので想像はつくかもだけど、チャップリンの同名映画のラストに言及する部分があるのでご注意ください。


読了:2012/1/29
採点:☆☆☆★


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[ 2012/01/31 17:55 ] | TB(1) | CM(0)

虐殺器官/伊藤計劃


虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)
伊藤 計劃

早川書房 2010-02-10
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先入観だけど、なんとなく『ニューロマンサー』のイメージを持っていた。『ニューロマンサー』といえば、当時、興味本位から読んで大層閉口した記憶がある。そんなこともあって、評判を耳にしてはいても、ここまで手に取る気が起きなかった。
見当外れ(とは必ずしもいえない?)な先入観のせいで随分とタイミングを外してしまったが、読んで良かった。
どう落とすかある程度読めてしまうのは、ミステリ要素の強い作品だけに減点材料かもしれない。個人的にはそれも許容範囲。

読了:2012/1/16
採点:☆☆☆☆


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[ 2012/01/31 17:15 ] | TB(0) | CM(0)

転迷 -隠蔽捜査4-/今野敏


2012年最初の読了本。


転迷―隠蔽捜査〈4〉転迷―隠蔽捜査〈4〉
今野 敏

新潮社 2011-09
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相変わらずシリーズものとしての安定感はあるけど、さすがに長編4作目(大森署署長になってからは3作目)ともなると閉塞感も生まれ始めている。そろそろ、現状の設定は限界かもしれない。
無責任な読者としては、新展開を期待したいところ。

読了:2012/1/1
採点:☆☆☆★


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[ 2012/01/20 16:26 ] | TB(0) | CM(0)

眼鏡屋は消えた/山田彩人


2011年最後の読了本。第21回鮎川哲也賞受賞作。


眼鏡屋は消えた眼鏡屋は消えた
山田 彩人

東京創元社 2011-10-08
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近年の受賞作では18回『七つの海を照らす星』、20回『太陽が死んだ夜』を読んでいる。これらに比べると、かなり小粒な印象。また、読みやすいという感想が多いけど、それより起伏のなさが気になってしまった。
アドベンチャーゲームの正解ルートだけを編集した動画を見るような…。
オチについては異論もあるかもしれないが、こういうのは結構好き。ただ、好みのパターンだったからかもしれない、序盤で早々に読めてしまった。

といったことはさておき、鮎哲賞の受賞作としてイメージ的にどうなんでしょう?
島田荘司の選評によると、最終候補作4作のうち3作が(広義の?)学園ミステリだったらしい。
どれも一様にラノベっぽい雰囲気というわけではないだろうけど、あまり流行に寄り添い過ぎると、鮎川哲也の名前を冠した意味がなくなってしまう。
間口が狭いことに意義がある賞と思うので、個人的な好みとは別の問題として、次回はこの賞らしい受賞作を期待したい。

読了:2011/12/31
採点:☆☆☆


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[ 2012/01/20 13:30 ] | TB(1) | CM(0)

ブラック・ジャック創作秘話 ほか


年末年始に読んだマンガ。

ブラック・ジャック創作秘話~手塚治虫の仕事場から~ (少年チャンピオン・コミックス・エクストラ)ブラック・ジャック創作秘話~手塚治虫の仕事場から~ (少年チャンピオン・コミックス・エクストラ)
吉本浩二

秋田書店 2011-07-08
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これのみ去年のうちに読了。
各種ベストの結果を見るかぎり、昨年最も評価の高かった作品。手塚治虫の真実――というとオーバーだけど、"神様"の人間臭いエピソードが、関係者の証言を交えつつ綴られる。
エキセントリックだけど愛すべき人物として描かれる手塚だが、実際はさらに輪をかけた変人で、表だっては口にせずとも、内心では彼を憎む人も多かったと思う。
さすがにそこまでは切り込まないだろうが、手塚の記憶というのがすっかり薄れる前に、こうした作品が描かれたのは良かった。今後も楽しみ。

以下は今年に入ってから読んだもの。
どれも多少マンネリ気味。



バクマン。 16 (ジャンプコミックス)バクマン。 16 (ジャンプコミックス)
小畑 健 大場 つぐみ

集英社 2012-01-04
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夏目友人帳 13 (花とゆめCOMICS)夏目友人帳 13 (花とゆめCOMICS)
緑川ゆき

白泉社 2012-01-04
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秘密 -トップ・シークレット- 10 (ジェッツコミックス)秘密 -トップ・シークレット- 10 (ジェッツコミックス)
清水玲子

白泉社 2011-12-28
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とめはねっ! 鈴里高校書道部 9 (ヤングサンデーコミックス)とめはねっ! 鈴里高校書道部 9 (ヤングサンデーコミックス)
河合 克敏

小学館 2011-12-27
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[ 2012/01/08 12:41 ] マンガ | TB(0) | CM(0)

あさひなぐ(1-2)/ましろのおと(4)/おおきく振りかぶって(18)


前々回に続き、年末に読んだコミックをご紹介。


あさひなぐ 1 (ビッグ コミックス)あさひなぐ 1 (ビッグ コミックス)
こざき 亜衣

小学館 2011-04-28
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「なんの取り柄もない(と自分では思っている)主人公が○○と出会って成長していく姿を描く」典型的な青春部活もの。
薙刀がモチーフというのが新しいが、背景には『ヒカルの碁』『ちはやふる』『とめはねっ』なんかで火がついた和物ブームがあり、この作品がなくとも、いずれ誰かが目を付けていたとは思う。
ヒロインは最初からあんなに優秀ではないけど、なんとなく『少女ファイト』の雰囲気がなくもない…かな。



ましろのおと(4) (月刊マガジンコミックス)ましろのおと(4) (月刊マガジンコミックス)
羅川 真里茂

講談社 2011-09-16
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これも和物ブームの中で登場した作品。3巻でかなり盛り下がったが、今回で多少は持ち直した。



おおきく振りかぶって(18) (アフタヌーンKC)おおきく振りかぶって(18) (アフタヌーンKC)
ひぐち アサ

講談社 2011-11-22
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展開がゆっくり&キャラの描き分けも微妙なので、間をおいて読むとストーリーや人間関係を見失いがち。
阿部と榛名の因縁も、ほとんど記憶になかったり…。すみません。


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[ 2012/01/02 12:32 ] マンガ | TB(0) | CM(0)

謹賀新年


新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


フォウ2011-09-21


去年、家族の仲間入りをしたフォウ。
ちょっとした病気があるんだけど元気いっぱいです。


[ 2012/01/01 20:19 ] 身辺雑記 | TB(0) | CM(4)
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