山の日


今日は「山の日」だとか。

「山」というと、子供の頃の話になるが、そのへんにある森や林を「~山」と呼び習わしていた。別に丘陵地というわけではない。雑木林のたぐいだ。

「明日、クワガタ捕りにいこうぜ!」
「よし、5時にヘビ山に集合な」

そんなやりとりをよくした記憶がある。

このヘビ山というのは、三鷹市北野に実際にあった(という言い方は微妙なのだが)雑木林で、ここでヒメノコを捕まえたこともある。
ほかに「クマンバチ山」「カブト山」なんかもあった。おそらく何年か前の、あるいは何十年か前の子供らが、そこでヘビやらクマンバチに出会い、それにちなんで命名したものだろうが、それにしてもなぜ「~山」なのかという疑問は残る。

東北では「山」のことを「森」というケースがあるらしい。『もののけ姫』のイメージだな。
逆方向ではあるが、そのへんの転化が背景にあるのかもしれない。
「森」→「杜」→「山」というのも考えられるか。

いずれにしろ、その手の「山」は今はすっかり失われてしまった。


[ 2016/08/11 14:12 ] ちょいネタ | TB(0) | CM(0)

イチロー 3000安打


「あなたには才能があるのです。しかしその才能は、名もなく声もない多くの平凡な人々から、あなた一人が、税金のようにわずかずつ徴収したものなのです。才能とは負債なのですよ。あなたは生き延びて、大衆にこれを返済しなくてはならないのです」
        ―― 『暗闇坂の人喰いの木』 (島田荘司) より――


地位には責任が伴うという考え方は(ノブレス・オブリージュなんかもそうですね)、星巡りひとつで持てるものと持たざるものに分かれてしまう世の中に、多少なりバランス感を与えるものです。

だとしても、この人はすでに負債の返済を終えているでしょう。

Yahoo!ニュース:【MLB】イチロー、史上30人目の3000安打達成! 16シーズンでの到達は史上最速タイ(Full-Count)
マーリンズのイチロー外野手は7日(日本時間8日)、敵地でのロッキーズ戦で「6番・中堅」で8試合ぶりにスタメンに名を連ね、7回の第4打席にフェンス直撃の三塁打を放った。メジャー史上30人目の3000安打に到達。ついに偉業を達成した。


素晴らしい! やったね! お見事!

先の日米通算は、それは素晴らしいことではあるけれど、意見が分かれる時点で中くらいのマイルストーンに過ぎなかったと思う。
でも、今回ばかりは文句なし。
ピート・ローズだって納得の大記録でしょう。

このあとは、才能のうえに自らの努力で積み上げたぶんをしっかり回収し、より満足のいく野球人生を送ってもらいたいものです。
目指せMLB4000安打!!
[ 2016/08/09 14:46 ] スポーツ | TB(0) | CM(0)

シン・ゴジラは昼歩く


色の白いは七難隠す、とか。色の黒い(暗い)のも、いろいろ粗を隠せるもので。
そういう意味で、本作の予告編など公式トレイラーを見たとき、しっかり昼間のシーンで勝負にきているのがうかがえて、"庵野のゴジラ" と聞いて最初に抱いた不安は大幅に軽減された。

順番が逆になった。先にこれをいっておかないと。
『シン・ゴジラ』のスタッフ、関係者、初号はじめ内々の試写をご覧になった皆さん。公開まで口にチャック、きっとつらかったことと思いますが、お陰でネットにも露骨なネタバレは出ず、まっさらな状態で作品を楽しむことができました。ありがとうございます。
この一事のみもっても、日本はまだ大丈夫だと思えました。

もとい、
特撮――SFX作品は、概して邦画も洋画も暗い画面を選択することが多い。CGや各種視覚効果により、映像表現は現実に近づいている。しかし、そうしてツクリモノと現実との差が縮まれば縮まるほどに、差そのものは大きく目立つようになる。たとえば巨大怪獣が都市部に現れたときの嘘くささが、"いかにも着ぐるみ"時代より遙かに強調されてしまう。
硝煙ただよう戦場だったり、大気が高熱に歪む異世界だったり、夜だったり……昼であってもブ厚い雲に覆われ激しい雨が降り注ぐといったシチュエーションが、SFX作品において選択されるのはおそらくそのためだろう。2014年のギャレゴジも、クライマックスは陽の光の届かぬ真っ暗な中での戦いで、何が起きているのか分かりづらくてしかたなかった。

そこで『シン・ゴジラ』となるわけだが、ゴジラが行動する時間帯の大半が日中で、これは思っていた以上だった。例の"アレ"は暗いほうが映えるので、もちろんあそこは夜間が選ばれている。いるんだけど、それ以外はほぼ陽光に身をさらしているのが素晴らしい。

ゾンビが夜歩いているのはそりゃ怖いけど、昼間そのへんの街角に立っていたとして、それはそれでまた異質の怖さがある。いや、非現実が昼日中に現れる怖さは、夜に現れるそれより、遙かに強烈なものがあると思う。


[ 2016/08/02 13:27 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

2016年7月の読了本


宮部時代ものはすべて再読。
つまり唯一の初読みは『ジャッカルの日』。今さら?
合わせて映画も観たんだけど、やはり原作を再現するには尺が足りない。


2016年7月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:3449ページ
ナイス数:0ナイス

日暮らし(下) (講談社文庫)日暮らし(下) (講談社文庫)
読了日:7月27日 著者:宮部みゆき
日暮らし(中) (講談社文庫)日暮らし(中) (講談社文庫)
読了日:7月26日 著者:宮部みゆき
日暮らし(上) (講談社文庫)日暮らし(上) (講談社文庫)
読了日:7月24日 著者:宮部みゆき
おまえさん(下)おまえさん(下)
読了日:7月20日 著者:宮部みゆき
おまえさん(上)おまえさん(上)
読了日:7月18日 著者:宮部みゆき
ジャッカルの日 (角川文庫)ジャッカルの日 (角川文庫)
読了日:7月13日 著者:フレデリック・フォーサイス
天狗風 霊験お初捕物控(二) (講談社文庫)天狗風 霊験お初捕物控(二) (講談社文庫)
読了日:7月5日 著者:宮部みゆき
震える岩 霊験お初捕物控 (講談社文庫)震える岩 霊験お初捕物控 (講談社文庫)
読了日:7月3日 著者:宮部みゆき

読書メーター



[ 2016/08/01 14:49 ] 読了本 リスト | TB(0) | CM(0)
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