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吉祥寺プラザ


先日、"カメ止め"を観に吉祥寺オデヲンに行った話を書いた。
今回は、同じく吉祥寺の老舗映画館、「吉祥寺プラザ」の話。五日市街道沿いにある、古い独立系単館ロードショー館ね。『若おかみは小学生!』を観に行ってきた


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この名称に変わったのは1997年のことで、その前は「吉祥寺東映」だった。地元のアラフィフな皆さんには、小さい頃に「東映まんがまつり」を観にいった映画館、といったほうが通じるかもしれない。自分もかなりお世話になった。最後に利用したのは平成ガメラシリーズの何作目かを観たときだったかな?(うろ覚え) まあ、随分前になる。
『もののけ姫』の上映館として手を挙げた際に改名したようで、それと同時に東映系から配給元の制限を受けない独立系にスタンスも移したみたい。

シネコン全盛で完全予約制が当たり前の時代、こちらは全席自由席各回入替制をとっている。件の『もののけ姫』も、まさにこの映画館で観たんだけど、最後尾で立ち見したことを覚えている。この作品はジブリがセルからCGに舵を切った点も注目されてたし、全体をしっかり観ようという意図が当時の自分にはあったんでしょう。


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場内の設備も建物自体もかなり古い映画館だけど(*1)、予約なしの全席自由席&窓口でチケットを買うシステム(*2)は懐かしいを通り越してひとつの個性だと思う。一方で、シネコンチックというか、1日4本(5本のときも?)異なる映画を交代でかけていくシステムも面白い。人気映画がラインナップに入ると、上映回数が増えるのかな?

自由席なので早く行ったもの勝ち。となると、近場の人のように"とりあえず行ってみる"はしづらいので、今後なかなか利用する機会はなさそうではある。けれども、古なじみだけに頑張ってほしい気持ちもあるので、また何かの機会に訪ねてみようと思う。特にこれと決めず、近くに行ったときふらっと入ってみるのもいいかもね。


*1 改名のときに座席はすっかり入れ替えたような気がする。なんだか小さくなったなぁと感じた記憶もある。東宝チャンピオンまつりを観た、ピンク映画も流していた旧吉祥寺東宝が小さかったので、それとの比較で旧東映を過剰に大きく記憶している可能性もあるが。それから、現在は2階に入口があるが、昔は1階だったような気もしないでもない。

*2 チケット購入時に「「若おかみ」を2枚」と言って恥をかいた。複数スクリーンではないし完全自由席なので、鑑賞券は1種類しかないんだね。それで好きな映画の上映時間に来ればいい。満員だったら? 入れないんでしょう。だから早めに来る。たしかに昔はそうだった!

[ 2018/10/31 11:11 ] 身辺雑記 | TB(0) | CM(0)

若おかみは小学生!(テレビ版)


承前

というわけで劇場版『若おかみは小学生!』を観たわけですが、全24話のテレビシリーズも併行して消化していました。映画を観た段階で16話まで進んでいたのを、その後2日かけて残る8話を一気の視聴(Amazonプライムにて)。
両者は制作会社が同じ、声優も一部を除き(*1)一緒なのに、監督ほか主要スタッフが違うというのがポイントでしょうか。





こちらは日曜の早い時間に15分枠で放映されていたものなので、"子ども向けの朝ドラ(もしくは昼ドラ)"といった作りになっています。が、やはり原作の世界観やキャラ設定がしっかりしているんでしょう、大人が見ても完成度の高い作品です。

各話、実質10分程度。シリーズ通算すれば4時間ほどになりますか。それだけあれば劇場版のように尺を気にせず、じっくり丹念にキャラクターを掘り下げることができる。ピンフリの真月さんはじめ、各キャラと主人公おっことの距離感の変化が楽しめます。これはテレビの連続ものの魅力のひとつでしょうね。
その気になればシーズン2も可能な構成になっているので、関連ソフトや劇場版のセールス次第では続きもありそうと、個人的にはおおいに期待しています。

ところで、女将(峰子)=おっこのおばあちゃんを演じている一龍斎春水。あの麻上洋子の別名ってご存じでした? まるで気づかなかった!? でもって来年公開予定の劇場版新作『シティハンター』で、野上冴子を演るんですってよ!


*1 劇場版で占い師のグローリーさんを演じたのはホラン千秋。テレビ版の放映は公開前なので、"劇場版なので声優を有名どころ?に替えた"という解釈も成り立つけど、そもそも企画立ち上げは劇場版が先。制作スケジュール的にも、テレビのほうがキャスティングがあとと考えたほうがいいかと。つまり、劇場版でホラン千秋をキャスティングしたけど、シリーズもののテレビでは体が空かない(もしくはギャラが高い)ので新進の声優に変更した、というのが正しい気がする。





[ 2018/10/30 13:30 ] アニメ | TB(0) | CM(0)

若おかみは小学生!(劇場版)


話題のアニメ『若おかみは小学生!』劇場版を観ました。場所は久しぶりの吉祥寺プラザ。五日市街道沿いにある、古い映画館です。我々の世代には"昔の東映"のほうが通りがいいかな。

実は本作、初動でコケてメインチェーンが1週打ち切りに踏み切ったらしい。タイトルもさることながら、ターゲットを見誤ったんでしょうね。そこに現れたのがバルト9、そして新海誠。前者はスクリーンを拡大して周知に努め、後者はTwitterを通じて好意的な評価を発信したそうです。そのあたりのことは、このORICONの記事に詳しい。
でもって、そういったきっかけさえあれば、一転して盛り上がりを見せるのがソーシャルメディア時代の良いところ。『シン・ゴジラ』『カメラを止めるな!』でも経験済みです。

話を戻せば、この作品の原作は講談社青い鳥文庫で全20巻が刊行されている児童向け小説。今年4-9月に放送されたTVシリーズの放送時間が日曜7:14~7:30といったことからも、まっすぐ子どものほうを向いたタイトルであることが分かります。

けれども今回観に行った劇場版は、ちょっと小学生には難しい(と思う)。端整に作りすぎているせいで、大量のエピソードを1時間半に無駄なく隙なく押し込んだせいで、小さい子の脊髄に刺さる表現が不足してるんですよ。だから、本来メインターゲットであったっはずの小さい子からしたら「テレビのおっこちゃんのほうがおもしろい」となり、我々大人から見たら「感動!泣ける!」という逆転現象が起きてしまう。結果、初動の失敗となったんじゃないか。

そんなわけで?、真のターゲットといえる大きな子どもの自分には大いに楽しめました(&涙と鼻水がダラダラだった!)。そして元ジブリのスタッフが作り上げた美麗で革新的な映像表現については、「ぜひ劇場で観とくべき!」と強調しておきます。
ソフト化されたら、今度はその映像表現に特に注目して観なおしてみたいな。


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[ 2018/10/29 12:46 ] アニメ | TB(0) | CM(0)

解禁の酒:澤乃井 一番汲み 2018


既報のとおり、大腸ポリープ切除術後、1週間アルコールを断った。
休肝日を設けない自分には、これは大変な出来事である。試練である。

ならば解禁には、それにふさわしい酒を選ぼう。


解禁酒2


去年も購入した「澤乃井 一番汲み」。市販されてない限定のお酒。10/25の早朝にしぼって無調整のままビン詰めしたしたものらしい。
なじみの酒屋さんが、小澤酒造まで引き取りに行ってきたとか。

なにしろ19~20度の濃い~お酒。若々しいというのかな、日本酒らしい香気だけでなく、とんがった口当たりが印象的。断酒明けには、ちょっときつかったかなw


厳密にいうと、断酒明けの酒はこちらでした。

解禁酒1

白ホッピーの"外"。焼酎で割らないそのまんま。アルコール度数0.8パーセントあるからね。弱くても立派に酒というわけで。

そんな感じで、また飲んだくれ生活が始まったのでしたw


[ 2018/10/28 13:56 ] 飲み屋・酒 | TB(0) | CM(0)

被保険者=配偶者=(=^x^=)


別に隠す必要はないので社名を書くが、アニコムからお知らせが届いた。
契約約款の一部に変更があるという。


アニコム2


これなんだけど、改訂内容(2)。一瞬、なんだ?となってしまった。

言おうとしていることは分からないでもない。だが、本文に「「ペットも家族」と考える弊社は」といったくだりがあるせいで、配偶者=ペットという連想が可能になってしまうではないか……ん? しまわない?

被保険者という表現がまたね。これは保険対象を指しているのだが、普通に考えればペット保険ではそのペットだよね。
なので、被保険者⊇配偶者の構図を踏まえて上の連想を広げると被保険者=配偶者=ペットとなり、いよいよ妙なことになってしまう。

余計な気を使わず、「(被保険者となる)契約者の配偶者には同性パートナーも含まれる」でいいと思うのだが。


アニコム1


関係ないけど、もちろん間違ってはいないんだけど、保険を「商品」と表現するのには違和感を覚える人です。わたくし。


[ 2018/10/26 12:59 ] 身辺雑記 | TB(0) | CM(0)

大腸ポリープ切除をめぐるあれこれ



大腸ポリープを取った。3年ぶり……何回目だったかな? 2リーグ分裂後の阪神タイガースの優勝回数(5回)よりは多いと思う。広島カープ(9回)よりは少ないだろう。たぶん。

まあ、そんなわけで大腸内視鏡検査はよく受ける。1~2年に1回。2008年に処置ミスで10日間ほど入院したときなんて、再処置などもあって超短期間に3回受けたからな。計15回は超えているはず。もうベテランといっていいだろう。

当初は鎮静剤は使わなかった。そんなものがあるなんて知らなかったし、あると知ってからも別料金と言われて、だったら多少苦しくても安い=不使用を選択した。
それを使うようになったのは、E病院で受けるようになってから。担当医に使わないと告げたら「我慢強いのね!」と驚かれた。

そうなのか、そんなに我慢を強いる検査なのか。鎮静剤なしだと。いや、まあ、えらく苦痛だけどさ。う~ん。ってことは、使えばかなり楽になるということなのか? 
そこまで言われちゃ、使ってみたくなる。安酒場なら2~3軒、ハシゴできる金額だけどね(当時)。で、あるとき確かめてみましたよ。

うん、確かに! 楽だわw

という感じで今に至ります。少々高いけど年イチだしね。楽に流れるのは人情というもの?

さて、そんなこんなで内視鏡を入れて、ポリープが見つかって、取りましょう、取った――となったとして。術後1週間(病院による)は食事制限がかかる。
当日+翌日は消化の良いものしか食べてはいけない。たとえばお粥、うどん、タマゴ、豆腐…etc. 刺激物、カフェインはダメ。アルコールは1週間厳禁。これにくわえて旅行や汗ばむ運動、入浴(4日間)なども禁止される。仰々しいけど、術後出血が起こり得るというのは、200人に1人の高確率を過去に引き当てた自分につき、身をもって知っている。
仕方がない。厳しいけど守りましょう。

そんな健康的で禁欲的な生活をしていたら痩せるのではないか?
と思いがちけど、そううまくはいかない。むしろ太る。

だって、お粥とかうどんしか食べられないんだよ! それだけじゃない。酒飲みがアルコールを摂れなくなると糖分が不足して、体が炭水化物を求めはじめる。つまり、普段より余計に食べてしまうのだ。おまけに、それでも足りずにお菓子まで手を出してしまう。

このままだと健康に悪い。早く酒を飲めるようにならないと、今以上にデブになってしまうw 早く過ぎてくれ、1週間!


カール
※近所の酒屋で購入。今は関東では売ってないんだってね。


[ 2018/10/25 12:32 ] 身辺雑記 | TB(0) | CM(0)

王立宇宙軍 オネアミスの翼 展


八王子市夢美術館で開催中の「王立宇宙軍 オネアミスの翼 展」に行ってまいりました。同館を訪ねるのは「大河原邦男のメカデザイン」(たぶん2009.8.15のこと)以来(*1)。


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『王立宇宙軍 オネアミスの翼』は、劇場アニメ作品としては Myオールタイム・ベスト! 文句なしの傑作です。
制作担当はGAINAX(元DAICON FILM)。平均24才のアマチュア集団が、これだけ美麗で精密な映像をつくりあげたとういうのは、アニメ業界的にはひとつの奇跡といっていいのではないでしょうか。
未見の方は、今からでも遅くないのでご覧いただきたい。30年前の作品ですが、まったく古びていません。


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入口はこんな感じです。


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山賀監督の創作メモ。もちろん手書きです(上のは参考資料)。こんなんも大量に展示されているのですが、イメージラフや各種イラスト、ボード類も合わせてすべて撮影OKというのが嬉しいですね。


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以上、ほんの、ほんの一部に過ぎません。

クリエイターたちの執着と狂気の一端が垣間見える展示の数々に、絵心のない自分などはただ驚嘆……いや、恐怖するばかりでした。

会期はまだ1カ月あります。来館者の数も落ち着いているみたいですので、本編をご覧の方はぜひお運びください。すごいですよ!

オネアミス展パンフ


*1 八王子に出るのもこのとき以来。「駅前で安倍ちゃんが日教組の批判をしていました」と当時のエントリーに書いてますが、2009年ですから野党時代ですよね。今みたいに動員はかかっておらなかったようで、閑散としていた記憶があります。




[ 2018/10/21 14:24 ] 身辺雑記 | TB(0) | CM(0)

カフェイン断ち


大腸内視鏡検査を受けてきました。2年ぶり。
過去にはこんなこともあったなw

だいたい毎年受けているんですけどね、ポリープできやすいもんだから。それで2回に1回は取っている。
なので今回も1年ぶりと思っていたら2年経っていたと。年2回受けている大腸がん検診で潜血反応が出ていなかったのが大きいかな。でも、それにしたって怠っていたのは自分らしくない。こういうことは、きちんとしている方なので。

直近2年前の検査では、ポリープが2つ見つかっている(*1)。そのときは小さいのでスルー(*2)ということになったので、今回それが育っていそうだな…と思いながらの検査だったんだけど、やはり1個切除することになりました。S状結腸にあった4ミリのもの。これが2年前に発見されたのと同じかどうかは不明。

ともあれ、そんなわけで食事制限がかかったので、アルコールはもちろんカフェインも禁止となりました。


豆乳ラテ


本当だったらブレンドを頼みたいところ、今日は豆乳ラテで。
ドトールにはカフェインレスコーヒーがあるんだけど、カフェインレス=少量のカフェインは含まれている、つまりノンカフェインに非ずなので、このへんにしときました。ま、これはこれで美味しかったw

しかし、今回も検査前の下剤(腸管洗浄剤)がきつかった。これさえなきゃなあ…。


*1 その前年(3年前)にも2つ取っている。ホントにできやすいのよ。
*2 5ミリ以下はまず良性、6ミリ以上から悪性の確率が上昇するので、小さいのは経過観察となるのが普通。

[ 2018/10/19 20:18 ] 身辺雑記 | TB(0) | CM(0)

ハナノア


鼻の奥(喉の入り口)に違和感あり!

と気づいたのは一昨日だったか。その後、少しずつ悪化しているような…?
フッと治ることもあるが、本格的に扁桃炎から風邪に向かうことも多い。今週は内視鏡検査があるので、風邪で延期なんてことにならぬよう、予防措置を講じることにした。


ハナノア


ハナノア。簡易"鼻うがい"ツールだ。

さっそくためしてみたが……どうだろう。多少楽になった気がする。しないでもない?
1日1~3回とのことなので、今日は寝しなにもいっかい使ってみようと思う。

これで鼻風邪悪化にブレーキがかけられるといいのだが。





[ 2018/10/16 16:45 ] 身辺雑記 | TB(0) | CM(0)

影が薄い男


影が薄いというのか存在感が希薄というのか、まあ同じ意味なわけだが、どうやら自分は赤外線方面でも薄い存在のようで、たとえばトイレの手洗いセンサーに手をかざしても、なかなか水が出てくれない。
あるいはコンビニの自動ドアがなかなか反応せず、天使の輪っかでも乗っているんじゃないかと、つい頭の上に手をやってしまうなんてこともね。少なからずあった。

体温が低い=体表面の温度も低い→赤外線の放出量が少ない→センサーがシカトする、ということなんだと思うが、水の出ない蛇口の下で、いちいち手のひらを前後左右斜め上下と慌ただしく動かすのは我ながらどうかと思う。

赤外線センサーに引っかかりずらいということでは、ルパン三世やイーサン・ハントには羨ましがられるかもしれないが、日常レベルではメリット皆無。世のセンサー諸氏には、もう少し敏感になってほしい。

[ 2018/10/15 14:38 ] 身辺雑記 | TB(0) | CM(0)

金本監督辞任


デイリー:金本監督電撃辞任 後任に矢野2軍監督最有力 候補に岡田氏、掛布氏も
阪神・金本知憲監督(50)が11日、今季限りでの辞任を発表。これを受け、球団では後任として矢野燿大2軍監督(49)を最有力候補として選定作業に入っていることが分かった。


プレイしているのは選手。にもかかわらず監督が過剰にクローズアップされる日本のスポーツシーンには、ちょっと違和感を覚えることもある。野球に限らず、現役時代にスターだった選手がそのまま指導者という流れがどの競技でも通例化しているので、そのせいもあるかと思うけど。

もとい、プレイしているのは飽くまで選手。ただ、どの選手をどう使うのかは(東北楽天を除き?)監督の思いひとつである。用兵は監督の専権事項。となれば、結果に対する責任を負うのは仕方がない。

金本監督は辞任にあたって最下位である点を強調しているが、これは実質解任の報道もされているように、プレッシャーをかけてきたフロント側が掲げた解任の根拠(理由)そのままだと思う。金本監督は直前まで辞任を考えてなかったフシがあるが、これを言われてはぐうの音も出ないよね。

Aクラスを確定させ自前の4番バッターを育てた讀賣の高橋由伸監督が退任を決断したこと、チームを明るくし強化にも一定の成果を上げているラミレス監督が進退伺いの態度を見せたことも、かなり大きかったと思う。
金本監督は敗戦の責を選手に負わせるコメントをよく発していたようで、ファンからはこの点を突っ込まれることも多かった。最後まで成績が悪い理由を戦力差において、自分の指揮の拙さに言及しなかったことも、高橋、ラミレス両監督の潔い姿勢と比せば残念なコントラストをなしていた。

ともあれ、阪神タイガースの歴史における一時代――金本時代がこれで終わったのではないだろうか。
金本知憲という存在が、2003-2005のタイガースの強さを支えていた最大の力であったことは紛れもない事実。虎ファンはこのことを決して忘れない。だが、これを彼の体育会成分の良い面が出た時期とするならば、残念ながら以後は悪い面が出るばかりだった。

チームの低迷の理由はいくつもあろうが、そのひとつに毎試合orフルイニング出場があると思う。元は早稲田ラインによる岡田監督下の鳥谷くらいしかなかった聖域が、連続フルイニング出場記録を狙う金本、その弟分の新井へと広がりを見せると、2010年に帰国した城島までケガを押して全試合出場するもんだから、中堅、若手の出場機会が激減してしまった。おまけに城島は選手生命まで縮める始末。
お友だち内閣(どこかで聞いたような…)に象徴されるように、長い選手としてのキャリアから間を置かずに監督になったことで、チーム内が金本を頂点としたピラミッドになった感があるのも…。
こういったことどもも、今回の辞任をきっかけに解体が進むかもしれない。

なんかネガティヴな評価ばかりになってしまったが、指導者としてはまだ若い。古巣のカープは30年先(!)まで監督候補がいるらしいので難しいとして、それでも支持する人は多そうなので別所で復活はじゅうぶん可能だろう。そのとき今回の失敗は無駄にならないはず。実績を積んでのタテジマ復帰はもちろん歓迎なので、捲土重来に期待したい。


[ 2018/10/12 12:42 ] スポーツ | TB(0) | CM(0)

陥穽


財布はいつも尻ポケットに入れるようにしているので、カード類が劣化しやすい。実際に劣化する。ポンタカードなんかボロくなったメンコみたいにペロンと剥がれちゃったりね。これはローソンの優しいベトナム人店員さんがセロテープで直してくれたが、キャッキュカードが磁気リーダーのところで割れてしまうと、そういう大ざっぱな補修ではかえってドツボにハマる。結果ATMを壊してしまうことにもなりかねない?

そんなわけで、そろそろ新しいのに交換しようと思って幾星霜、面倒が先に立ってなかなか腰が上がらなかった。そうこうするうち、カードがいよいよ待ったなしのコンディションに…。潮時だ。
そこで朗報。念のためググってみたらば、キャッシュカードはネットで手続きが可能とのこと。なんだ、それだったら簡単じゃないか…ということで手続きを済ませたのだが。

先ほど、お金を下ろしに某都市銀に出かけたところ、ATMに出金を拒否られてしまった。案内嬢に確認してもらったところが、「既に新しいカードが発行されているので、古いカードは使えない」「銀行で手続きした場合でも、その場でカードをお預かりして、以後は窓口でしか入出金ができない」とのこと。銀行で手続きをした場合のことは知っている。だからネットで頼んだのに。保険証みたいに、手元に届くまでは古いのを使えて、届いたら古いのを破棄して新しいのに切り替える――が可能だと思ったのに。

おまけに通帳を使ってATMで出金することもできない。窓口に登録印をお持ちいただくしかない、ですと。郵便局って、通帳だけでATM使えなかった? 銀行はアカンのか!

そんなわけで、銀行の登録印と通帳を取りに戻りましたよ。幸い、用があって先日それらのありかを突き止めていたのでスムーズにいったけど、急な話だったら対応できなかった。印鑑とか、どれを使っているかすぐに分からないし、どこに置いてあるかもすぐには思い出せない。皆さんもそうでしょ? ふだんカードとネットで済んじゃってるんだから。

カードの再発行を頼んでいるのは2行(読みは"こう"ね)。1行はかように対処し、もう1行はひとまずネットバンキングで生活費を妻の口座に移動した。どのみち面倒くさいことになるなら、最初から窓口で手続きしときゃ良かったよ。とんだ落とし穴があったものだ。

[ 2018/10/10 12:26 ] 身辺雑記 | TB(0) | CM(0)

クワイエット・プレイス


目は見えないが音に鋭敏に反応する正体不明の怪物によって荒廃した世界(の一地域)と、そこに生きる一家族を描いたSFホラー。あるいは侵略SF。




構造や見せ方=怖がらせ方は『宇宙戦争』(2005)に近い。未知の生命体(怪物)による容赦ない襲撃に対し、人々は積極的な防衛手段を持たず、ただ"文字どおり"息をひそめて、恐怖が過ぎ去るのを待つしかない。
怪物は、ちょっとした物音でも聞きつけてやってくる。したがって、しわぶきひとつ立てられない。そこで主人公家族は、手話と簡単な身ぶり口ぶりでなんとか意思を伝え合う。そうして生まれた沈黙の世界で、あたらしい命が誕生しようとしていた…。


上映開始間もないうちこそ咳き込んだり、ポップコーンをムシャムシャやったりストローでジュースをずーずー啜ったりする音が聞こえてきたものだが、次第々々にそうした物音が途絶え、劇中と同じように客席全体が静まりかえっていったのが感動的であった(余談だが、上映が始まってもトイレで騒いでいる女性グループがあり、彼女らの"わきまえない"笑い声がまんま聞こえてきた)。
この感覚は、やっぱり劇場ならでは。作中人物と感覚(恐怖)を共有できるなんて、この上なく得がたい体験でしょう。自宅鑑賞派の皆さんにも、そんなわけで、ぜひ家族や友人たちと鑑賞することをお勧めしたい。

"音を立てたら即死"の世界で何を思ったのか――いや、だからこそ、だろう――出産に挑む母親イヴリンを演じたエミリー・ブラントは、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』で"戦場の牝犬"リタを演った女優ですね。夫役で本作の監督・脚本・製作総指揮でもあるジョン・クラシンスキーとは実生活でも夫婦とのこと。
このふたりに加え、子どもたちも存在感のある演技を見せてくれる。特に娘リーガン役のミリセント・シモンズ。彼女は実際にろう者の役者であることを鑑賞後に知った。撮影現場では、アメリカ手話のレクチャーも行っていたらしい。最初は地味な印象があったけど、プロット上ではキイパーソンともいえる重要な役割を担っていて(まあ、登場人数が少ないので全員が重要なんだけど)、しまいには彼女に強く共感するようになっていった。

終わり方は、この手の作品にありがちなもので、予想どおり続編がすでに製作中との話。ただ、『エイリアン』のようになってほしくはないな。未知の恐怖が既知の恐怖となることで、力対力の削り合いになっては興ざめもいいところだから。


** 鑑賞上の注意 **
うちは吉祥寺オデヲンで鑑賞。古い映画館なので上映が始まるとフットライト以外、灯りがなくなり、座席No.が分からなくなるのでトイレに立ったときは要注意。場内がえらい沈黙下にあるので、間違って「すみません」とも言いづらいし、そもそも声をかけたら相手がビックリするw
それから音の出る食べ物は厳禁。風邪や慢性副鼻腔炎やヘビースモーカーで、咳や痰切り音必須の人も気をつけたほうがいいでしょう。


[ 2018/10/08 14:41 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

009 RE:CYBORG


押井守が例によって放り出した(あるいはそうなるよう仕向けた?)009の新規映像企画を、神山健治監督&Production I.Gが引き継いだ劇場アニメ。

009といえば、純粋な世代的には最後尾に位置するのではないかと思う。手塚治虫に対してもそうだが、昭和40年男にとってはひと昔前の作家であり、その作品にもひっきょう古めかしさを覚えてしまう。好みの問題はさておき、自分が生きた時代という視点からいうなら、手塚は『ブラック・ジャック』や24時間アニメあってこそであり、石ノ森章太郎については――メディアミックス方面を除いた漫画家としては――、『日本の歴史』『HOTEL』の人となってしまう。

そんなこんなで、009は原作は新昭和アニメと同時期に週刊少年サンデーで連載されたものを読んだ程度。アニメは旧昭和は再放送をたまに、新昭和は途中まで、globeが主題歌を担当した原作準拠の平成のやつは1クールくらい、と良い読者(視聴者)ではなかった。

そんなわけで、たぶんこの映画は公開時も特に気をとめることなくスルーしたものと思われる。が、それを今は後悔している。





傑作じゃないか!

こういうのを見たかったんだよ!

ストーリーが難解という意見も多いようだけど、だとしても、決して複雑ではない。むしろシンプルだと思う。そのなかで、現代の3DCGアニメらしいアクションシーンが楽しめて、正直興奮した。サイボーグなんだから。これくらいやってくれないと。

フランソワーズとジェットが主役以上にクローズアップされている点もまた良し!w

AmazonプライムかNetflixで新シリーズの1話を観たけど、あれはアカンかった。なんでこの設定とキャラクターで続けなかったんだろう。




[ 2018/10/06 14:00 ] アニメ | TB(0) | CM(0)

近隣にお住いの皆様へ


集合ポストを覗いたら投函されていました。
近くの幼稚園からの、運動会のおしらせ。


運動会


今はいろいろ大変ですね。
たしかに住宅街の真ん中だけど、ごくたまのこと、それも昼日中に子どもたちが楽しくやることに、あんまり目くじら立てなくてもいいのに。
無責任ながら、そう思ってしまいます。


[ 2018/10/04 15:49 ] 身辺雑記 | TB(0) | CM(0)

伏線の回収


クドカンが、週刊文春連載のエッセイでだったと思うけど、自作の中で伏線が回収されないことに対するファンのネガティヴな反応について、ちょっとしたイラ立ちを(笑いに紛らしながら)示したことがありました。
伏線って回収しなきゃいけないのかよ、回収されないんだったら伏線じゃないんだよ――って感じだったかな? 随分前のことなのでよく覚えてないんだけど、作り手ならではのモヤモヤっとした思いが出ていて興味深かったです。

ただ、ファンの立場を思えばしかたない部分もあって。
そもそもクドカンって、そういうことを期待される=そういう伏線の張り方の妙が評価されている作家だと思うんですよね。もう、視聴者のほうもハナから身がまえている。その身がまえたところに期待どおりに落とすこともあれば、敢えて微妙にズラして良い意味での肩すかしをしてみせる。それこそが彼の真骨頂ではないか。
とても構成に気を使った、企みの前に出た書き手だけに、伏線に注視されるのは宿命みたいなものでしょう。

ヒット中の『カメラを止めるな!』について、伏線をきれいに回収してみせている――みたいな評価を目にしたことがあります。また、先日終わった朝ドラでは、回収されなかった伏線(回収されないんだから伏線じゃないんだって!w)に批判的な声が上がっているようです。かように伏線に対する視聴者(読者)のハードルは上がる一方。というか、悪いほうにエスカレートしていっているフシがあります。
話自体は面白いのに、回収されない伏線があると、そのことに過剰に突っ込む意見がネットでは散見される。作り手は胃が痛いことだろうなあと人ごとながら案じてしまいます。まあ、自分もときに過激に突っ込むことがないわけではないのですがw

ちなみに、最近の当ブログにあって毛色の異なるこのエントリーは、なんの伏線にもなっていません。ならないはずです。

[ 2018/10/02 13:17 ] 身辺雑記 | TB(0) | CM(0)

2018年9月の読了本

9月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:2217
ナイス数:2

そしてミランダを殺す (創元推理文庫)そしてミランダを殺す (創元推理文庫)
読了日:09月28日 著者:ピーター・スワンソン
鳥居の密室: 世界にただひとりのサンタクロース鳥居の密室: 世界にただひとりのサンタクロース
読了日:09月19日 著者:島田 荘司
孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
読了日:09月15日 著者:有栖川 有栖
双頭の悪魔 (創元推理文庫)双頭の悪魔 (創元推理文庫)
読了日:09月12日 著者:有栖川 有栖
江神二郎の洞察 (創元クライム・クラブ)江神二郎の洞察 (創元クライム・クラブ)
読了日:09月04日 著者:有栖川 有栖

読書メーター


[ 2018/10/01 12:18 ] 読了本 リスト | TB(0) | CM(0)
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