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「東京発半日徒歩旅行」を読む (2)


「東京発半日徒歩旅行」を読む (2)

気づけば今年も残すところ1週間。
打ち合わせ以外では杉並区からほとんど出ない自分だけに、これっぱかりの日数では、紙上で旅するのがせいぜいだろう。


さきたま古墳群と忍城

忍城は『のぼうの城』の舞台となった場所。本文でもやたら触れられているが、まさか埼玉県にあるとは思わなかった。いや、原作読んでいるので知っていてしかるべきだが、不要な情報なので脳が入力拒否していたのだろう。
攻城戦を戦った石田三成軍は、北条氏の支城にまわされた小田原征伐の別働隊なので、関東のどこかとすぐに連想されて当然のところ、なんとなく中部地方のどこかのイメージで読んでいた。

一方のさきたま古墳群。この呼称には、正直なじみがない。ただ、そのうちの稲荷山古墳となると、教科書なんかを通じて、とたんになじみ深いものとなる。ここから出土した鉄剣のことも、当時最新の考古学的トピックとして、ニュースか、あるいは教科書で最初に目にしたはずだ。

飛鳥昭雄がショックサイエンスで書いていた(うろ覚えだけど)、そういえば。前方後円墳っていうんだから、本来は方形が上半身。つまり丸いほうは下(後ろ)なんだよね。なんとなく、スカートをはいたヒトガタ(デフォルメ)に見えるので、丸を上に見ちゃうけど。そこからこの形状を、マナを入れた容器、あるいは鍵穴に見立てたあの頃の飛鳥昭雄はおもしろかったなw


秩父鉄道の熊谷駅で購入したきっぷは、なんと硬券だった。もちろん、有人改札でパチンと鋏(はさみ)を入れてもらう。
(キャプションより)


この「硬券」。熊谷駅のように、全国的に見ればまだ使っている路線もけっこうあるのかもしれないが、自分同様、都市部からあまり出ていかない向きには、最後に手にしたのはいつだっけ?の世界だろう。

といったところで、思い出した。こういうものを後生大事に持っている。


東半徒02

東半徒02-2


勝田駅の記念入場券。パチンとはやらないが、これもまあ硬券だ。「幸福(駅)」行きの乗車券がブームになって以降、各所で誕生した記念乗車券・入場券のひとつ。
バイト先の、ちょっと気になっていた女のコが大学受験をひかえているというので、勝田駅までバイク飛ばして買ってきたものだ。片道4~5時間はかかったんじゃないか。若いとはいえ、よくやるよ!w

で、せっかくなので自分の分も買ってきたということだろう。
同じ時期に大学を退めているので、何に勝つつもりだったのかは不明。

埼玉の話題なのに、茨城で締めちゃってごめんなさい。

(第2回 おしまい)




[ 2018/12/25 11:41 ] | TB(0) | CM(0)

美味しい悪魔


某所で注文したタコ&モンゴウイカのゲソの刺身。
合計で税込み400円くらい。


イカとタコ


以前はもう少し安かったし、量があったし、イカは真イカだったが、どちらも不漁→値上がりが伝えられているし、それでもこれだけの質量を維持していることを幸いとすべきところだろう。

イカは光に集まる習性をもっていて、イカ漁もこれを利用している。
夜間、漁灯を明明と灯し、イカが集まったところをイカ針(疑似餌)で引っかけるイカ漁。このとき用いるイカ針は、漁港なんかで落っこちているのを見かけた人も多いんじゃないか。
鯉釣りに使う吸い込みなんかと一緒で、逃さない感がすごいよね。

ここで問題がひとつある。それは、イカがより強い明かりに惹きつけられること。
そこで漁船同士で明るさ争いがくり広げられることになる。畢竟、燃料代がかかると。
燃料代が高い→船が出せない→イカが市場に出ず価格高騰する――背景には、こうした特殊な漁法があるわけですね。

そこで、以前に自分が読んだネットの記事では、明るさ競争をやめて、漁獲調整を行って、どの漁師にも一定の収入を保証しようみたいなアイデアが提案されていたんだけど、また別の問題が出てきた。

密漁だ。

密漁は日本の輸入タコのほとんどを占めるらしいモーリタニアでも行われていて、乱獲による不漁が同じく価格高騰の理由になっている。

悪魔の魚が身近な存在になり、世界中で消費が高まった結果ではあるが、それでイカやタコが高嶺の花になるでは悲しい。

[ 2018/12/22 18:27 ] 身辺雑記 | TB(0) | CM(0)

「東京発半日徒歩旅行」を読む (1)



当ブログが特定の本や映像作品について取り上げるときは、そこから派生した思い出話や雑談が主になることが多い。というより、狙ってそうしている。
今回も、そんなスタンスで書いていこうと思う。
とりあげられている場所に、なるたけちなんだ話にしたい気持ちもあるが、むしろそこから連想される全然毛色の違う話題が中心になるであろう、なるに違いないということである。
だって、行ったことない場所がほとんどだしw
内容以上に案じられるのが途中で飽きてしまうこと。せめて3回は続けたい。



「東京発半日徒歩旅行」を読む (1)






江戸東京たてもの園

小金井公園というのは、現役OBの別なく、都立武蔵高校に通った多くの者にとって思い出深い場所だ。
1、2年生の夏休み後半から10月の体育祭までの期間。ほぼ毎日のように授業や部活を終えた生徒たちは、友人と、部活の仲間と、彼氏彼女と連れだって小金井公園に集まり、クラス毎に抽選で振り分けられた園内所定のエリアで9時頃まで体育祭の応援の練習をするのがならいとなっていた。僕の在学した当時(80年代前半)でクラスの7割が参加していたので、夏の夜の小金井公園は武蔵高校が占有状態にあったといっていい。
この"応援"については、また稿をあらためて振り返ってみたい。

そんな?小金井公園内にある江戸東京博物館の分館が江戸東京たてもの園だ。

1993年の開館ということだが、1991から1999にかけて至近の武蔵野市境南町に住んでいながら、この間利用したことは1回しかない。横溝正史ファンの集まりに参加したときだけ。
今となってはもったいない気もするが、東京人で東京タワーに上ったことがない、銀座の街を歩いたことがない人はむしろ多いし、まあ、そういうもんだろう。


東半旅01


2回目の利用は高円寺に引っ越してから。結婚後に妻と出かけた。
横溝ファンの集いとは異なり、このときはかなり積極的に施設を見てまわった。本の中でとりあげられている「田園調布の家」や「子宝湯」、「鍵屋」なんかももちろん見逃さず。
子宝湯は『千と千尋の神隠し』に登場する湯屋のモチーフともいわれているが、よりストレートに『ウルトラQ dark fantasy』のロケ地にもなっている。こういう使い方はいいな、と当時思ったものだ。

ところで江戸東京たてもの園ができる前、同地には武蔵野郷土館というのが建っていた。先述のとおり僕は小金井公園から徒歩圏内にある都立武蔵高校の出なのだが、同館は社会科の課外授業で訪ねた記憶もある。そのときの印象をひとことでいうと、地味!
たてもの園へ改築される前の数年間、ロープを引いて閉館状態にあったが、開館している時分とまったく印象が変わらなかったくらいにw

ここで再び小金井公園の思い出。
最初に同地を訪れたのは中学の頃。通っていた三鷹の市立中学の学年行事で、写生会が行われた。1年のときは井の頭公園で、2年が小金井公園。学年が上がるにつれ遠征地が遠くなっていくのは遠足と一緒だね。
ただ、井の頭と違って、学区のある三鷹市南東部から小金井公園までは徒歩はムリ。そこで公共交通機関の利用が奨励された。自転車は停める場所がないので×!
といわれて素直にしたがう者ばかりではない。不心得者はチャリを近所に停めて、写生会の場に赴いた。かくいう僕も。
ところが友人と自転車を置くところを、見回りに出ていた体育教師に見られていたらしい。翌日、応接室に呼び出され、友人とふたりで担任にぶん殴られた。体罰だね。良くないねw

他に、高2のときだったか。夜の公園で、無免許の友人に原チャリを乗らせてやったところ、警官に見つかって生涯唯一の免停を食らったこともある。
まったく、ろくな思い出がないなw

さて、そんな小金井公園内 江戸東京たてもの園だが、継続的に施設は増殖しているようなので、また折りを見て訪問してみたい。
前回は高円寺在住だったので中央線の武蔵小金井で降りたが、今は西武新宿沿線に住んでいるので、「東半徒」(長いので今後は略すw)で紹介している花小金井ルートを使ってみようかな。

(第1回 おしまい)


※本の記述にならって、今回、一人称は「僕」にしました。


[ 2018/12/20 16:25 ] | TB(0) | CM(0)

我が家の愛車シリーズ : ホーネット(ホンダ MC31)


写真が出てきたので。

HONDAのホーネット(Hornet)。名前はスズメバチの意。





自分が最後に所有した免許が必要な乗り物。
バイクとしては通算4台目。
身辺騒がしかったこともあり、ほとんどといっていいほど乗る機会がなく、そのうち生活が厳しくなって手放した。
もう10年くらいになるのか?

カッコいいし、乗りやすかったので、別れるときは寂しかった。

これに乗って、ライダーの立ち乗り変身ポーズを決めたとこを写真に撮りたいなあと言ったら、知り合いの古書店主に「危ないからやめなさい!」と注意されたのも懐かしい思い出。

[ 2018/12/19 15:20 ] 昔のはなし | TB(0) | CM(0)

ひと仕事終えたあとは


ゆるゆるとだけど、グルテンフリーを続行中。

とにかくパンを食べなくなった。脱・粉モノは問題なくできている。練り物もスナックも…ほとんど食べてない。
さすがに揚げ物はたまに食す。たまに。

問題はアルコールだ。

大麦由来なら小麦と違ってグルテンの心配はない? いや、それでも油断は禁物。
この間、ビール、ホッピー、ノンアルビールとも手を切り、もっぱら甲類焼酎(金宮)頼り。
それと、寝る前の日本酒。


日本酒


極寒の深夜。仕事を終えて帰って来て、そこでいきなり冷や酒は体によくない。
そこで、熱いお湯をチェイサーに日本酒をクイッ。猪口に3~4杯ほど。

それから、金宮のコーン茶割りor豆乳割りに移行、脳をクールダウンさせたところで就寝と相成るのです。


[ 2018/12/15 13:48 ] 飲み屋・酒 | TB(0) | CM(0)

井荻書店閉店


井荻書店が来年1月20日で閉店するらしい。


井荻書店

井荻書店2

下井草店(2017年2月閉店)はよくお世話になっていたけど、隣駅まで出るのは億劫で、それだったら仕事先に近い高円寺の書店を利用しよう、となってしまう。そんなわけで、たまにしか覗いたことがない。
そんな身が言うのもなんだが、残念だ。

2015年に芳林堂書店鷺ノ宮駅店が閉まり、今年3月には阿佐ヶ谷 旧中杉通りの柏木堂書店が閉まりと、ごくふつうの町の本屋さんがいよいよチャリ圏内からなくなってしまった…。

(おまけ)
いや、実は一軒あるんだけど、棚もスカスカで敷居が高いんだよね。
服屋なみにプレッシャーが…。

[ 2018/12/14 15:34 ] 身辺雑記 | TB(0) | CM(0)

来る!


妻が楽しみにしていたので、公開直後にユナイテッドシネマとしまえんにて鑑賞。


来る!

原作は日本ホラー小説大賞の受賞作で、ジャンル小説の新人のデビュー作といった枠にとどまらない、高レベルのエンターテイメント作品――と自分などは思っている。

とはいえ映像化となれば懸念が生じないでもない。ホラー小説に描かれる恐怖は至って主観的なもので、読み手は見えないものをむりやりイメージ化して怖がって=楽しんでいると思うのだが(自分だけ?)、映像というものは恐怖の主体を客観的に――場合によってはより具体的な"何か"として描くもので、それがどう出るかというのは原作好きの身には正直不安という話である。

ホラー小説大賞の選評によると、本作は『ぼぎわん』のタイトルで応募されたようだ。それが受賞作に選ばれ刊行されるにあたり、『ぼぎわんが、来る』に改題された。まあ、これは悪くない。編集者のカンを素直に褒めたいところではある。で、今回、映像化にあたって、さらにタイトルに手が入れら、元題(とあえて造語を使おう)からいよいよ離れた『来る!』になってしまった。

といったことの結果――なのか、それがそもそもの理由なのか、映画の筋から原作のキイワードである"ぼぎわん"がすっかり抜け落ちてしまっている。意図的に落としてしまっている。ここがひとつ、評価の分かれ目ではないかと思う。

"ぼぎわん"改メ、得体の知れない"それ"に狙われる序盤の主人公(原作は3章構成で章が変わるごとに視点も切り替わっていく。映画も明確に切り分けていないが構成上はそれに準拠している)には友人がいて、彼はほぼ最後まで重要な役どころを演じていくのだが、その民俗学の准教授という属性も、原作の魅力でもある"何か"="ぼぎわん"→その"正体"に迫るミステリ要素がスパッと削られたお陰で、ほとんど意味をなさないものになってしまった。

霊能力者姉妹の間に横たわる確執にはやや足りないすれ違いや、それぞれの葛藤が間接的にもあまり描かれなかったのも今回残念に思った点だ。
なんだろう。登場人物はみなキャラが立っていて、しっかり個々の役割を演じているのだが、それが演出上のコマ(物語上の、ではなく)になってしまっているあたり、自分にはどうにも惜しく思われる。『カルラ舞う!』風オカルト活劇を想わせるクライマックスの展開も、そうなってみると徒花の印象が強く、こうしたことどもが前評判(試写)段階で弾けなかった理由なんではないかと思った。

まあ、続編ができたら観るけどねw

本編とは関係ないけど、このところ続けて吉祥寺の古い映画館(オデヲン、プラザ)で鑑賞したので、シネコン(ユナイテッドシネマ)の音響の良さを再認識しました。




[ 2018/12/12 13:45 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

脱小麦


先日、行きつけの立ち飲み屋でクジラ刺し(230円)を頼んだときのこと。
いざ、箸を伸ばそうとしたところで、あることに気づいた。


クジラ刺し


いったん箸を置いて…

話はこの数日前に戻る。
ぼんやりとネットを流しているうちに「グルテンフリー(小麦を摂らない食事)」なるワードに出合った。
ダイエット法、健康法の一種で、端的にいうと"グルテンを摂取しない"というものだ。うん、思いきり端的だ。

単純にダイエット目的というより、グルテンフリーを心がけることで腸のコンディションが良くなるのがミソらしい。
乳糖や赤ワインだけでなく、グルテンにも不耐症があるようで。摂取すると小腸の粘膜が炎症を起こし、消化吸収のメカニズムが異常を来して消化器系疾患(便秘、下痢)頭痛、めまい、イライラ、関節痛、疲労感、ADHD、抑鬱症状などの原因になるという。
テニス選手のジョコビッチも、これに悩まされていたのだが、グルテンフリーに切り替えて目に見えて成績が上昇したとネットの記事にはある。と書くといかがわしい臭気がただよい始ますねw

気を取り直して。
ここで、グルテンについておさらい。

グルテン あるいは麩質は、小麦、ライ麦などの穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種であるグルテニンとグリアジンが水を吸収して網目状につながったもの。料理では小麦粉に水を加えてこねる事でこれら2つのタンパク質が絡みあわせてグルテンを作る。(Wikipediaより)


パンやうどんのモチモチ食感=グルテンの働きとか。

「グルテンなどより、よほどモチモチのものが、我々の身近にはあると思わないかね、ウィル」
と、レクター博士なら言うかもしれないが、ともあれ"粉モノ"といわれている食べ物の命が、このグルテンということになるだろう。

しかしグルテンフリー、始めてみるとこれがなかなか難しい。パンやうどんやパスタや餃子、十割を除く蕎麦などの主食は壊滅(雑穀米も)……なのは分かる。練り物や肉の加工品(ウインナーとか)もつなぎに使っているだろうから、これも予想どおりだ。お菓子も、伝統的な餅米煎餅を除くときついだろう。もちろんスナックなんか言語道断。
じゃあ、何食うかとなったとき、野菜はまあ別格としてまず思い浮かぶのは魚や大豆製品。そう、罠はそこに仕掛けられていたのだ。

醤油だ!?

調べてみると、ほとんどの醤油が大豆と小麦を原料としているという。その割合1:1。
こりゃ、あかんわw
醗酵・貯蔵の過程でグルテンがなくなるという説もあるらしいが、グルテンフリーといったときは醤油にダメ出しするのが通例のようだ。

そこで冒頭に戻る。

刺身を頼んだはいいが、そこではたと気づく。醤油が必要ということに。
一緒に頼んだ鳥レバ刺しはゴマ油で食べるので問題ない。でも、クジラ刺しゴマ油はないだろう。

いや、まあ、つけましたよ。醤油を。

でも、油断できないなと思った。
食料品を買いだしするときは、成分表やアレルギー表示に目をやるようになったんだけど、あらゆるものに使われているんですよ、小麦って。
驚いたのは、小麦を使った製品と同じラインで製造したものは、小麦不使用でもその旨ことわるケースがあること。嫌われたもんだね、小麦もw

といった感じで、ただいま試行錯誤の最中です。
目に見える結果が出たら、あらためてこちらで報告します。


グルテンフリー



[ 2018/12/08 13:32 ] 身辺雑記 | TB(0) | CM(0)

ヨソ者には菓子をやるな


小学校低学年……いや、幼稚園に通っていた頃だな。
隣接地域でお祭りがあり、町内には子どもらが引く山車も出ていた。祭りがあるのはたぶん知っていたろうし、知っていなくても昭和40年代のことだ、掛け声などは多少離れた場所まで届いていたことと思う。そんなハレの気配にさそわれて、幼い自分も観に行ったんではないだろうか。
まあ、詳細はさすがに覚えていないが、そんなこんなで山車が終点までやってきたと思ってもらいたい。そこで、大人たちが子どもらにお菓子を配り始めた。チビッコにしてみたら、わーい!って感じだなw んで、その列に自分も並んだのだが、山車を引いてない者にはやれないという!?
山車を引く子どもたちというのは、当該町内会(氏子)に所属している家庭の子どもで、事前に参加を呼びかけられた者たち、ということにそもそもなるのだろう。

ともあれ、そのときは大変にさびしい思いをした。悲しくもあった。
50年近く経っても覚えているくらいだからなw

祖母(一緒にいたのか後で報告したのかは忘れた)は、これに激怒した。
日本橋で生まれ育ち、その後は幡ヶ谷、恵比寿にあたりに住み暮らした祖母(といっても当時アラフィフ?)には、ケチ臭いムラ社会的なルールが我慢ならなかったのだろう。実際、他所から来た子も歓迎していた幡ヶ谷の祭りと比較して腹を立てていた記憶もある。

といったことを不意に思い出したのにはワケがある。

週刊モーニング連載中の『カバチ!!!』(『カバチタレ!』第3シリーズ)の、今連載中のエピソードが、まさにこういった話なのだ。田舎町に家を買って移住した家族が、夫は町内会、妻はPTAと、ムラ社会の理不尽な掟に翻弄される……。毎回イラッとしながら読んでますw
そして今週は、その一家の一粒種の少女がかわいそうな目にあう話で。それというのが、ウサギを抱っこできるイベントが町内であり、友人に混ざって少女がウサギに手を伸ばしたところが、親が町内会に入っていないせいで――配布された参加券を持っていないせいで、抱っこさせてもらえず悲しい思いをしたという話。身につまされるとはこのことだ。泣けた。

こういうこと、まだまだいろんな場所で起きているんだろうな。
自分が幼い頃に味わったのと同種の悲哀を、今もどこかで味わっている人がいる。というのは、心底おどろき。今って西暦何年だよ。あれからどんだけ時間が経ってるよ。

各所各人、それなりに立場や考え方があるのは分からないでもない。でも、つまらん理由で人と人の間に線を引く、罪のない子どもを排除する閉鎖的な発想は、そろそろこの社会から消え去ってほしい。そう思うことです。


[ 2018/12/04 14:29 ] 昔のはなし | TB(0) | CM(0)

2018年11月の読了本


11月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1467
ナイス数:1

カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫)カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫)
読了日:11月30日 著者:アンソニー・ホロヴィッツ
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読了日:11月25日 著者:ケン・リュウ
監禁面接監禁面接
読了日:11月21日 著者:ピエール ルメートル
探偵は教室にいない探偵は教室にいない
読了日:11月02日 著者:川澄 浩平

読書メーター



[ 2018/12/01 01:51 ] 読了本 リスト | TB(0) | CM(0)
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