スピンオフという言葉を知ったのは、東京12チャンネル(現・テレビ東京)でやっていた『ミスターベンソン』だったと思う。この番組のファンだった叔母が、これは『ソープ』というドラマのスピンオフだと教えてくれたような気がする……が、あるいは、ネットがないのでググれないし、知恵袋的なものにも訊けない時代のこと、『スクリーン』の海外ドラマコーナーで読んだのかもしれない。
その後、先祖返りして『ソープ』を再放送で見たんだけど、これはつまらなかったなあ……ってなことはどうでもいいですね。
そこで『ローグ・ワン』。
スターウォーズのスピンオフ映画の記念すべき第一弾になるのかな。
ようやくDVDをレンタルしてきました。
そういえば第一作(new hope)の後にソノラマだったかで単行本で出た『侵略の惑星』を中学のときに買ったんだけど、あれもスピンオフ?
今思うとすごい話だよね。4年前だったか、生活費に困ってコ●コ堂に売った古本束の中に入れた記憶があるんだけど、きっと値はつかなかっただろうな。
と、また話が脇道にそれてしまったけど、おもしろかったですよ。マジで。
近作のep.7『フォースの覚醒』より、映画としての出来は上なのでは?
本編を本編たらしめるためのシバリ、みたいなものがなくなると、ここまで伸び伸びとした話が書けるんだね。
フォースあってのアクロバティックなアクションが、フォースありきで考えるうちに閉塞感を生んでいたこともバレてしまった。飛んだり跳ねたりモノを呼び寄せたり、一見アクションの可能性が広がったように思えるけど、殺陣として見ると実は自由どころか不自由そのもの。定石というかカタにハマっていたという…。
といったあたりが明らかになったことで、本編のほうにもフィードバックがあるのではないかと期待している。
ps:
C-3POとR2-D2の掛け合いが、いい加減うっとうしかったことも自覚してしまった…。