黒猫



中学時代の友人Kには、都立調布南高校に通う兄がいた。
その縁から、同校の文化祭に出かけたことがあった。
たぶん中2の頃だと思う。

さすがに40年近く前(!)のことになるので一本筋の通った記憶は残っていないが、断片的なものはいくつかある。そのうちのひとつが『黒猫』だ。
ポオの恐怖小説『黒猫』の芝居を、何年何組かは忘れたが体育館で演し物としてかけていたのである。

まさに横溝ブームのただ中であり、クリスティ映画も連続して海を渡ってきていた当時のこと。すっかり影響を受けた自分はご両所の作品を何冊か読んではいたが、まだ自分の中に「ミステリ」「推理小説」といった意識はなかった。そして、その手のジャンルの始祖がポオという作家であることも、おそらく知らなかった。
なので、なんでその芝居に興味を惹かれたのかは今となっては不明である。
あるいは前後にバンド演奏があったので、そこにK君の兄が出演していたとかいう話だったのかもしれない。

とまれ問題の芝居だが、よくできていたと思う。舞台演劇にまるで興味がなくこの歳まで来た自分が(従って当然サンプル数は僅少)、唯一面白いと思った芝居でもある。

この記事のカテゴリー、「本」にしようかと思ったけど、いい機会なので新たに「昔のはなし」というのを立てました。
回顧(懐古)話もそれなりに出てくる歳になったしね。


ノア2017-02-04(2)

うちの黒猫。昨日、4才になりました。


[ 2017/08/15 11:35 ] 昔のはなし | TB(0) | CM(0)
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