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蒲生邸事件


第18回日本SF大賞を受賞、第116回直木賞の候補作となったSF歴史ミステリ。


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数年前、コクテイル の狩野さんからこの作品を読んだか訊かれたことがあった。「ないけど、面白かった?」と問い返すと、面白かったとのこと。ただ、そうしたやりとりがあったにも関わらず、今まで未読のまま放り出していた。なんとなく、2・26事件というのに引っかかって。
昭和初期から終戦にかけての時期は、実際の世相も暗かったんだろうけど、自分の抱くイメージもまた暗く、この頃を扱ったエンターテイメントには何であれ手を出す気にならなかった。その暗さというのも、ただの雰囲気的なものでなく、何て言うんだろう、借金にたとえるなら奢侈によるものでなく生活のためのもの、みたいなw

歴史の授業で教わらない、というのもひとつの理由かもしれないけど、ともあれそんなイメージがあったので、ハズレの滅多にない宮部作品とはいえ、いざ読むとなると腰が引けてしまっていたのだった。
それがようやく、手に取る気になったわけだが、理由は我ながらよく分からない。今だってあの頃と変わらない、なんてことを仄めかしたいわけでなくw、そろそろ宮部の未読作品が少なくなってきたことが大きいかもしれない。

前振りが長くなってしまったがw、読んでみればタイムスリップや2・26事件といったモチーフは、クローズドサークルを構成するための装置に過ぎないと知った。もっと早く読めば良かった。

もう20年も前になるけど、ドラマ化もされている。
主演がいしだ壱成で、共演が西村雅彦、奥菜恵ってのに時代を感じますね。
ソフト化はされてないみたいだけど、観てみたいなあ。


[ 2018/07/04 16:01 ] | TB(0) | CM(0)
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