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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(1993)


アニメ版を観ちゃったからには比較してみたくなるよね。
オムニバスドラマ『If もしも』の1エピソードとして発表された岩井俊二の出世作にして代表作。





そのむかしTVで視聴した記憶はあるが、そのときは途中から&ながら見で、終盤のプールのシーンを断片的に覚えている程度。ほぼまっさらな状態といっていい。

んで、観終えたところで尺を確認したのだが、アニメ版のほぼ半分。実に分かりやすいシンプルな構成で、これじゃあ劇場アニメ化は難しいなと思わされた。タイムリープやそのくり返しなど、相当なアレンジが施された理由も分かる。
一方で、アニメ版はオリジナルのシーンや台詞をかなり踏襲してもいて、古いファンにも楽しめる作りにはなっている。一緒に観ていた妻が、隣で「ここまで一緒なんだ」「この曲、使ったんだ」などとつぶやいていたが、そういう見方こそ正しいのかもしれない。

それはそれとして、このドラマの映像作品としてのキモはやはり奥菜恵に尽きるだろう。
よく聞かれる"少女が大人になる瞬間を切りとった"というフレーズは、この作品の彼女を特に指した言葉、といわれても納得してしまいそうだ。
奥菜恵がたしかに神に愛されていた時期、この作品に出演したことは、本人にとって以上に、ブラウン管のこちら側にいる我々にとって寿ぐべきことだった。

単純なつくりの話ではあるが、泣けた。
この作品の魅力は、奥菜恵の発するこの一言に集約されている。

今度会えるの2学期だね。たのしみだね。




[ 2018/09/26 13:53 ] 映画 | TB(0) | CM(0)
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