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金本監督辞任


デイリー:金本監督電撃辞任 後任に矢野2軍監督最有力 候補に岡田氏、掛布氏も
阪神・金本知憲監督(50)が11日、今季限りでの辞任を発表。これを受け、球団では後任として矢野燿大2軍監督(49)を最有力候補として選定作業に入っていることが分かった。


プレイしているのは選手。にもかかわらず監督が過剰にクローズアップされる日本のスポーツシーンには、ちょっと違和感を覚えることもある。野球に限らず、現役時代にスターだった選手がそのまま指導者という流れがどの競技でも通例化しているので、そのせいもあるかと思うけど。

もとい、プレイしているのは飽くまで選手。ただ、どの選手をどう使うのかは(東北楽天を除き?)監督の思いひとつである。用兵は監督の専権事項。となれば、結果に対する責任を負うのは仕方がない。

金本監督は辞任にあたって最下位である点を強調しているが、これは実質解任の報道もされているように、プレッシャーをかけてきたフロント側が掲げた解任の根拠(理由)そのままだと思う。金本監督は直前まで辞任を考えてなかったフシがあるが、これを言われてはぐうの音も出ないよね。

Aクラスを確定させ自前の4番バッターを育てた讀賣の高橋由伸監督が退任を決断したこと、チームを明るくし強化にも一定の成果を上げているラミレス監督が進退伺いの態度を見せたことも、かなり大きかったと思う。
金本監督は敗戦の責を選手に負わせるコメントをよく発していたようで、ファンからはこの点を突っ込まれることも多かった。最後まで成績が悪い理由を戦力差において、自分の指揮の拙さに言及しなかったことも、高橋、ラミレス両監督の潔い姿勢と比せば残念なコントラストをなしていた。

ともあれ、阪神タイガースの歴史における一時代――金本時代がこれで終わったのではないだろうか。
金本知憲という存在が、2003-2005のタイガースの強さを支えていた最大の力であったことは紛れもない事実。虎ファンはこのことを決して忘れない。だが、これを彼の体育会成分の良い面が出た時期とするならば、残念ながら以後は悪い面が出るばかりだった。

チームの低迷の理由はいくつもあろうが、そのひとつに毎試合orフルイニング出場があると思う。元は早稲田ラインによる岡田監督下の鳥谷くらいしかなかった聖域が、連続フルイニング出場記録を狙う金本、その弟分の新井へと広がりを見せると、2010年に帰国した城島までケガを押して全試合出場するもんだから、中堅、若手の出場機会が激減してしまった。おまけに城島は選手生命まで縮める始末。
お友だち内閣(どこかで聞いたような…)に象徴されるように、長い選手としてのキャリアから間を置かずに監督になったことで、チーム内が金本を頂点としたピラミッドになった感があるのも…。
こういったことどもも、今回の辞任をきっかけに解体が進むかもしれない。

なんかネガティヴな評価ばかりになってしまったが、指導者としてはまだ若い。古巣のカープは30年先(!)まで監督候補がいるらしいので難しいとして、それでも支持する人は多そうなので別所で復活はじゅうぶん可能だろう。そのとき今回の失敗は無駄にならないはず。実績を積んでのタテジマ復帰はもちろん歓迎なので、捲土重来に期待したい。


[ 2018/10/12 12:42 ] スポーツ | TB(0) | CM(0)
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