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「東京発半日徒歩旅行」を読む (3)


「東京発半日徒歩旅行」を読む (3)

自分もライター界の末席に連なる者ではあるが、本書の著者とは比べものにならない。青息吐息どころか数年前よりWワークを始め、合わせ技でなんとか生活を維持する体たらくだ。フリーターはフリーライターの略では決してないんですよね。うん、分かってますって。


小江戸・川越

いきなり、そのWワーク先の話になるんだけど。本拠地は川越にあるんですよ。
だから地名だけは日常的に、頻繁に耳にするし口にもする。
ただ、場所は知らない。埼玉県のどこか、というくらいしか分からない。

今は便利だよね~。地図を引っ張り出してこなくても、ネットにつながっていればすぐにグーグルマップを呼び出せる。
……なるほど所沢の上か。意外と、思っていたよりは杉並から近い。

川越といって真っ先に思い浮かぶものといったら、本書の取り上げ方がそうであるように、何をおいても「小江戸」だろう。「こえど」。「小京都」は「しょうきょうと」なのに。日本語に不慣れな人は、こういうとこに?となったりイラッとするのかな。

でもアニメ好きの自分の場合、この作品がしぜんに連想される。





いい話だった……よね?
夏目漱石が「I love you」を「我君を愛す」と訳した学生に、日本人はそんな訳し方は(恥ずかしくって)しない。「月がきれいとでも訳しておくように」と言ったという俗説がある。これにちなんだタイトルで、主人公は中学の文芸部部長だし、各話サブタイトルも著名文芸作品の引用だったりする。
とはいえ、そうした要素は味付けに過ぎない。基本は川越を舞台にしたベタな恋愛ストーリー。市内の名所が重要なシーンで登場する、ご当地作品ともいえるかもしれない。本書でクローズアップしている、蔵造りの街並み、時の鐘なんかも普通にバックグラウンドとしてインサートされる。
川越まつり(川越氷川祭)もクライマックスで描かれるしね。

作品の中にどういったかたちで川越の町が登場するのか。
そのへんは以下のサイトに詳しい。聖地巡礼というやつですね。

橋本技術研究所
アストラルのつれづれ旅日記

先日、ちょっとの間でも川越に住みたいね、と妻にいったときのこと。
妻応えて曰く「仕事があればね」。

まさに。
でもあるじゃん。仕事!(冒頭に戻るw)

(第3回 おしまい)




[ 2019/01/09 11:18 ] | TB(0) | CM(0)
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