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世界のゆうれい話/"鈴の音"ってどんな音?


世界のゆうれい話


『世界のゆうれい話』を読んでいる。
図書館のラインナップとしては定番中の定番。にしても児童書だ。今さらなんで?と問われそうだが、それには稿をあらためてお答えするとして、収録作の一編『顔のない女』の中に、こんな一節が出てくる。

くびと、からだは、べつべつに、どこからともなくきこえてくる鈴の音(ね)にあわせて、おどっているのでした。


この部分を読んで、「チリチリ」とか「チリン」とか「リンリン」とかいう鈴の音を思い浮かべた方。自分と一緒だ。
ところが、文章はこう続くのである――

いや、鈴の音だと思ったのは、まちがいでした。教会のなかの四すみのところには、がいこつのむれが立っていて、しゃれこうべを両手で持ち、そのしゃれこうべに、ゆびの骨をぶつけては、鈴のような音をだしているのでした。


「ん~?」とならないすか?

しゃれこうべに指の骨をぶつけて、それで「チリン」とはいわないでしょう。
ここで、誤解に気づくのである。
原文は知らないが、ここでいう鈴は風鈴についているかわいいやつではなく、カウベルとか、初詣のときにガラガラ鳴らす神社の鈴(本坪鈴)のことだったのだと。

「カラカラ」とか「カラン、カラン」ってのが、この場合の正解?

そこであらためて思う。
子どもの頃に読んだときは、この部分に引っかからなかったのだろうか?


[ 2019/06/27 15:24 ] | TB(0) | CM(0)
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