靖国を考える

小泉首相が明日8/15に靖国参拝するか否かがメディアを騒がせています。
賛否両論あることで、ぼく自身も絶対こうあるべきだと断言できるものではないんですが、少なくとも中韓が政治カードとして使っていることを真に受けて、今まで行っていたものを行かなくなるのはおかしいことだと思います。

靖国神社をWikipedeiaで調べてみました。

Wikipedia :靖国神社
近代以降の日本が関係した国内外の事変・戦争において、朝廷側及び日本政府側で戦役に付し、戦没した軍人・軍属等を、顕彰・崇敬等の目的で祭神として祀る神社である。


近代以降というのは戊辰戦争以降(王政復古の大号令以降?)が原則のようですが、禁門の変で朝廷を守り長州と戦って亡くなった会津藩士は例外的に含まれているようです。
一方、維新政府軍と戦った幕府軍兵士――大政奉還してるので厳密には徳川家の私兵と、薩長に反発するたとえば奥羽列藩同盟など――は祀られていないみたいですね。維新後に明治政府に反逆した西郷隆盛、江藤新平らも同様。

●同上
このように結局祀られているのは戦前戦中の政府の為に戦って死んだ軍人だけであり、死ねば全ての人間が神になるという論理からすれば、国家の為に戦死した軍人全てを祀っているとは言えない。


明治・大正・昭和の三代天皇と、その治世下の政府のために戦って死んだ軍人が対象ということになっているのでしょうが、幕府軍も決着がつくそのときまでは国家(そして心の在処である御家)のために戦っていたわけで、そういう意味では彼らを祀らないのは釈然としません。
で、ここでもうひとつ気になるのが、軍人軍属のみを英霊としていることです。
確かに戦地で亡くなった方々に対し、国家と国民が尊崇の念を表するのは当然です。でも、後方にいた人たちが戦っていなかったということでもないと思うのです。戦闘に参加していなくても、日本人は全員、戦争には参加していたはずだし。戦後の占領下、その状況のもとゆえ命を落とした人たちもそうですね。
そんなふうに魂にまで序列をつけるのは、ぼく的にはどうもしっくりきません。

ところで、海外派兵中の自衛隊員が任務中に亡くなったら、それも靖国に祀られるのでしょうか?
人それぞれ立場や捉え方はありましょうが、今後ひとりたりとも、靖国神社の祭祀対象が増えないに越したことはないというのは、誰しも一致して願うところでしょう。
[ 2006/08/14 13:46 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)
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