ワルボロ

映画『ワルボロ』の試写に行ってまいりました。一昨日のことであります。
暑かったよ、銀座。ヒートアイランド状態。いっぺん、更地にして都市計画やり直したほうがいいんじゃないか?

もとい、
70年代後半から80年代にかけて、三多摩で青春時代を送った身には懐かしい香りのするフィルムでした。
後年(90年代頭)、立川錦町の会社にいた頃に呑みに入った「いかり亭」(写真)が冒頭で出てきたあたり、ちょいと回想モード入ったしな。
でも、そんな懐かしテイストがなくても、じゅうぶんに面白かった!
青春映画のキイワード「恋・友情・喧嘩」のいずれもきっちり描いてますので、そっち方面の映画が好きな人にはオススメですぜっ。

ワルボロ   ワルボロ

原作と比べると、ヤッコの比重が軽くなっているという話もあるけど、そんなことなくて。福士誠治はいい役もらったと思います。この映画で本格的にブレイクの予感。
しかし翔太、相変わらずシャベリが危なかっしい(笑)。もちろん、それが味になっているので問題ないんですが。にしても、いささか福士に食われ気味だったのは確か。

メインの6人組がみな20才以上と薹の立った顔ぶれなのは、煙草を吸うシーンが不可欠だからってこともあるんでしょう。さすがに設定が中3なので、薬用煙草を使うなど(これは違法じゃないんですよね?)工夫してほしかった気もしますが、フレッシュ方面はガッキーがいるからひとまず良しとしましょう。

そのガッキー、思ったより登場シーンが少なかった。でも、それで正解。原作でもそんなに登場場面多くないし。
そういう意味では、本格ブレイク前にキャスティングされたことが吉と出ましたね。今だったら、ガッキーのシーンをもっと増やしなさい!と上からサジェストくること必至。それでシナリオのバランス崩れたら、目も当てられないから。

サブキャラに目をやると、錦組以外の不良たちがちと小粒な印象があるのが残念ですが、まともにヤバイ奴を揃えるでは映像としてどうよ、ってことになるんだろうからこれも仕方ないでしょう。個人的には、もうちっとバイオレンス色を強めてほしかったけども。

ストーリーは、さすがに尺の都合でコンパクトにまとめられています。その中で勘所はきちんと押さえてあるので、原作ファンにも楽しめました。
賛否両論ありそうな屋上シーンの改変は、少なくとも今回の映画のカラーには合っていたと思います。名シーンのひとつになってるしね。

最後に。ひとつ気になったことがあります。
映画ばかりでなく、原作のネタバレにもなるので「追記」にして書きます。


予告編でも流れている、コーちゃんが屋上から飛び降りるシーン。
あのとき、下校途中の山田(ガッキー)が、コーちゃんが飛び降りたのを見てますよね。
でも、あれっておかしくないですか?
コーちゃんはさておき、片想い相手のヤッコが2中のヤバい連中に屋上に連れて行かれたのを、山田は知ってるわけですよね? なのに、スルーして下校するっていうのが、かなり引っかかりました。
恋よりも今は勉強、という事情が確かに山田にはありますが、あそこはまず屋上に走る(原作はそうですよね)か、そうしないまでも教室で懸命にヤッコの無事を祈るというのが、心理的に妥当な行動だと思います。

[ 2007/08/16 17:49 ] 映画 | TB(0) | CM(0)
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