かいぶつのまち/水生大海

「羅針盤」メンバーが再登場するシリーズ第2作。

かいぶつのまち
かいぶつのまち水生 大海


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第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞で優秀作に選ばれた『少女たちの羅針盤』は、投稿時からは手直しが入ってるにしても、受賞作より遙かに面白く、続きを読みたくなるような作品だった。
従って続編が書かれるのは自然な流れではあるんだけど…。

読書メーターだったかでどなたかが書かれていたが、この話で羅針盤メンバーを主人公にする必要があるだろうか?
もちろん、メンバーが傍観者、狂言回しとして登場するのは構わない。でも、前作同様、事件の当事者に視点をおいていたら、もっとハラハラドキドキの物語になっていただろうに。
メンバーたちの間で特別な意味もなく視点が動き回るのも、煩雑な印象を残すばかりで逆効果だと思う。
それと、ラスト前のあのシーンは、ちょっとテンポ悪かったですね。あれを文章で表現するのは難しいよなあ…。

と、いろいろ書いてますが、
好みの作風であるのは間違いないので、この方向性でどんどん書いていってほしいのも本当です。続編も期待してますよ。

(おまけ)
この作品も、前作を読んでないと解らない(解りづらい)、もしくは卿を殺がれる部分があるので、できたら順番に読むことをお勧めします。

読了:2010/9/21
採点:☆☆☆★


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ミステリあれやこれや
鴨がネギしょってやってきた


▼関連作
4562045027少女たちの羅針盤
水生 大海
原書房 2009-07-09

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※処女作にしてシリーズ第1作

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[ 2010/09/22 11:26 ] | TB(0) | CM(0)
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