プロ野球2010シーズン総括

セ・リーグはヤクルト-広島の1戦を残すのみ。
入れ替わりはあり得ないので、これで両リーグ全順位確定ですね。

過去にこのブログでも書いてきたと思うけど。
リーグ優勝が最重要。
今年を象徴するチームに優勝してほしい。
というのがぼくの基本スタンス。これを踏まえたところで、両リーグの簡単な総括などしてみたい。

●パ・リーグ

1 福岡ソフトバンクホークス
2 埼玉西武ライオンズ
3 千葉ロッテマリーンズ
4 北海道日本ハムファイターズ
5 オリックス・バファローズ
6 東北楽天ゴールデンイーグルス

今年のパ・リーグは、東北楽天以外、どこが優勝でもおかしくない混戦だったので、最終的な順位について特に意外だった感はない。
序盤はロッテが走って日本ハムがドベだったよね? この構図が、展開を面白くした面はある。西武ライオンズの急上昇・急失速、オリックスの健闘も、一年を振り返ると物語の一部。

そんななか、優勝したのは福岡ソフトバンクホークス。
根本遺産がすっかり底を尽きつつあるだけに、よくぞ勝ち抜いたと思う。

福岡の地にしっかり定着し、球場に多くのファンを集める彼のチームは、野球はフランチャイズスポーツであることが望ましいと考えるぼくには、客観的には合格点間違いなしのチームなんだけど、どうも孫カラー(親会社)と王カラー(チームの顔)が前に出すぎている感じで、受け入れるにはまだまだ抵抗が残る。
それでも、秋山監督は現役時代、ぼくの理想に適うプレイヤーだったこともあり、指導者となっての活躍に期待していたことも確かだ。
なので、今回リーグ優勝に輝いたことについては、基本線では祝福したい。

岩隈とダルビッシュがメジャーに行くとまた勢力図が変わりそうで、来年もパ・リーグは面白いペナントレースになりそうだ。


●セ・リーグ

1 中日ドラゴンズ
2 阪神タイガース
3 讀賣ジャイアンツ
4 東京ヤクルトスワローズ
5 広島東洋カープ
6 横浜ベイスターズ

序盤は、讀賣の独走を予感させた。
すると夏以降に失速、我らが阪神タイガースがまくりに出たわけだが、監督の迷采配に先発投手のタマ不足、強きを助け弱気を挫く打線、守れないのに出続けるレフトなど問題が山積しており、一気に引き離すには至らず、混戦状態になってしまった。
そこを抜けてきたのがマイペースのラップを踏んでいた中日なわけだが、今年の彼の球団は終始脇役の立場にあり、だったら東京ヤクルトのほうが一時主役を食うほどの自己主張を見せていたと思う。
といった理由から、中日の優勝は大変に不満だ。

落合は選手としても監督としても優れているが、野球観に決定的な異常があると考える。
それは「山井完全試合目前交代事件」(当ブログの記事へ)にも表れているが、WBCに出場した選手に圧力をかけたときにぼくの中で彼に対する不信感は最高潮に達した。
誤解なきよう断っておくが、特定の球団がWBCに選手を送らないと決断すること自体は、そりゃあ個々の事情や主張もあるだろうから構わない。問題なのは、「行きたい者は許可するが、行きたいと言い出す者がいなかった」という建前で逃げたことだ。
球団が「うちは出さない」といえばいいことなのに。
こういうことを恥ずかしげもなく行い得る指揮官と球団に優勝フラッグを渡してはならない。これが今年の私的な願いであったのだが、果たされなかったのは実に残念。
選手には何の罪もないが、一年を通して脇役であり、現体制にも不満がある中日が日本シリーズに進む状況は歓迎できない。阪神タイガースの奮闘を期待する。

話を戻すが、ヤクルトには先述の理由からCSに出てほしかった。
優勝するにはまだコマが不足している感があるが、来年もたくさんの見せ場がありそう。
下位2球団は監督を替えたほうがいいかもしれない。ベイは身売りの流れだが、一年目から結果を出すのは難しいだろうな。


というわけで、CSがスタート。
西武とロッテだと、やはり西武が一枚上か?
まだまだ今年のプロ野球は終わらない。


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[ 2010/10/09 13:30 ] スポーツ | TB(0) | CM(5)
wbcについてまだ言う人がいるのですね。ちょっと悲しいです。中日ファンの言い分を書かせていただきます。

wbcが打診されたのは岩瀬・森野・荒木・浅尾・高橋、そして追加で和田でした。それぞれの状況を見ると
岩瀬 勤続疲労。12年連続50試合登板の鉄腕とは言えここ数年はシーズン乗り切るにも苦労。
森野 中村ノリ移籍により外野手から三塁手への再コンバート。
荒木 井端との二遊間交換。2009年は井端のキャンプ離脱により失敗したが今年は実施。
浅尾 本人たっての希望により中継ぎから先発へ転向。山田コーチはリリーフ起用を示唆。
と4人はとてもじゃないがキャンプを休んでWBCに参加するだけの余裕はなかったはずです。

そして高橋・和田はいずれも調整面での不安であり、高橋は2年続けて好成績を残したことの無い一軍半のピッチャーでしたし、和田は前年・前々年と大きく成績を落とし2009のキャンプで落合監督の指導のもと打撃フォームを変えて2009・2010の活躍に繋げました。

ちなみに2008年に中日の勝ち頭になった山本昌は出たがってました。新聞でも原監督にアピールしていました。

僕からしたら出れないって分かってる選手ばっか集めやがってと言う気持ちでしたし、川上・福留がメジャーに行き代表クラスの選手がいなくなってしまったのも事実です。全員辞退という状況だけ見れば中日や落合監督に反感を持ったりしますが、個々の理由を見ていけば納得の行くものだと思います。

これを見てもまだ自分の意見を貫くというならこれ以上言えることはありませんが、出来れば感じたことなどをコメントしていただけるとうれしいです。オチシンうぜーとかでもいいです。
[ 2010/10/10 00:00 ] [ 編集 ]
コメントありがとうございます。
取り急ぎお答えいたします。長くなると思いますがご容赦を。

それこそ建前ですが、WBCにはNPB上げて望むことになっておりますし、理想でもあります。
それを踏まえて、代表選考辞退という選択を正当化するには、相応の理由が必要と存じます。それはまず個人のコンディションによるべきと思います。
岩瀬については、勤続疲労もさることながらメンタル面で不安が残っていたと思われますので、じゅうぶんに納得がいきます。高橋はよく存じ上げませんが、和田のそれどころじゃないという気持ちも、ある程度理解できます。
ただ、コンバートというのはどうでしょうか。それはチームの事情ですよね。
「強いチームを作るために一部ポジションのコンバートを行う。該当する選手は余裕がないのでWBCには出られない」というのは、「優勝したいのでWBCには選手を送らない」というのとほぼ同義です。
チーム戦略を理由に掲げるなら、個人に「辞退」させずチームが「拒否」するのが筋なので、本文のほうで「球団が「うちは出さない」といえばいいこと」と書かせていただきました。

中日は確かに前年3位に終わりましたが、その時点で過去10年Aクラスを維持、また過去5年に限ってはおそらく最高勝率を誇るリーグ最強のチームです。
広島やヤクルトが勘弁してくださいというなら分かるけど、そんな中日がチームの事情を言い立てるのはそもそも論として不粋ではないでしょうか。大体それを言い出したら、12球団すべて、相応の言い分があるはずです。

まだいうと仰いますが、これは落合監督と球団のスタンスの問題ですので、当時の体制が続いている以上は問題は継続しているものと考えます。
とはいえ、ひとり中日ばかりが間違っているというつもりはありません。過去、国際大会の選考でまったく名前の挙がらない金本についても、なんらかの政治的配慮が働いているのは間違いない。不自然ですから。
そうしたケースも含めて、次回大会の前にでも、タイミングが合えばあらためてこちらで発言したいと思っています。

オチシンにピンと来なかったのですが、もしや落合信者?と思って検索したら、普通に使われている言葉だったんですね。残念ながらぼくは特定の個人を神格化するタイプではないのですが、それでもうぜーということはないです。
立場変われば見方も変わるということで、基本的には平行線でしょうが、それぞれ好きなチームを持つ野球ファン同士として共感できる部分も少なからずあるかと存じます。
また機会がありましたら、通りがかりにコメントをいただけますと幸いです。

ps:
山本昌の件。不透明な部分が多かったように覚えています。中日サイドのアリバイづくりと指摘する向きもありましたが、彼のキャラクターから想像するに、やはり男気から来る反抗だったように思います。2009年シーズンの彼に対する扱いに関しては、意見を保留させて下さい。
[ 2010/10/10 13:47 ] [ 編集 ]
返事ありがとうございます。人によって考え方の違いはあるのでこういった議論の溝は埋まらないですよね。ただ余りにも表面上の部分だけをみて(中日全員が辞退、原監督激怒etc)短絡的に中日叩きを行う輩が多いので、ある程度の個人個人の事情を鑑みた上で批判を行うという手順を踏まれている管理人さんには好感が持てました。

僕はWBCがあるからチームの事情は後回しにしろというのは乱暴な話だと思いますし、それこそ環境が変わる訳ですからメジャー行きがあるから出ないといった選手とも何ら変わりないと思います。コンバートはチーム戦略とは言え選手のことを思ってのことです。それに浅尾に至っては中継ぎで結果を出していたのにも関わらず監督に先発転向を直訴し続けて首脳陣が折れた形です。「先発転向させて下さい、でもWBC行きたいのでキャンプは休みます。WBCでは中継ぎで頑張るけどシーズンは先発でお願いします。」なんて口が裂けても言えないと思います。チームとして浅尾に打診をして本人が断ったとしてもそう不思議ではないです。他球団にも事情もあるかもしれませんがほとんどの選手は各球団での絶対的なレギュラー(メジャー組除く)だということを考えると中日の背負うリスクがあまりにも大きすぎるだろうと思います。ただこのあたりの考え方は個人によって差があるのでしょうね。

僕も別に落合監督を神格化しているわけではありませんが、東海地方に住み長年中日ファンをやってきたのでTVで中日の選手や監督のことも他球団ファンや一般人よりは良く知っているつもりです。そんな自分からすると週刊誌・夕刊紙、ネット上の自称評論家達の中日・落合叩きにはとても悲しくなるのです。
何で中日の言い分は聞き入れてくれないのか。落合監督は冷酷非情で自分のことしか考えていない独裁者であるように書かれるのか。

長々と書いて申し訳ありません。ただ中日は優勝に相応しいチームだったと思います。これだけは譲れません。
[ 2010/10/10 16:46 ] [ 編集 ]
西武ナベQ
b.k.ノムラ さん、先日はどうもです。西武の優勝を目前にしたシーズン終盤戦の失速とCSの2試合は流れが連続しているような試合展開でした。同じ事を言って恐縮ですが、ご同輩が監督として頑張っているのを自然と応戦しているアラフォー中期になった今日この頃です。PS:例の新店に関しては私も同意見です。でも否定的意見ではなく叱咤激励で頑張って欲しいのは変わりありません。
[ 2010/10/11 17:32 ] [ 編集 ]
どうもっ。
スポナビで読んだあるライオンズファンのブログで、2年前のタイガースと重ね合わせてたのになるほどと思いました。マジック4が出たのに優勝を逃す→CS敗退、の流れを指して。それはそうと、ナベQは来年も指揮を執るようですね。
新店は期待してますが、まずは安いお店にしてほしいです(笑)。
[ 2010/10/11 19:36 ] [ 編集 ]
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