今年の誤算と来年への不安


開幕が遅れたのは、タイガースにとって誤算だった。
かねてよりセ・パ同時開幕支持派なので、不測の事態によってでも足並みそろったのはよいことだと思う。したがって、以下は飽くまで客観的に見て、といった話になる。

オープン戦の勢いのままに公式戦に突入していたら、最終順位はさておき、おそらくスタートダッシュには成功していたはずだ。
今年は統一球になって投手有利のシーズンになった。という点から考えても、開幕の延期は打者に慣れる時間を余分に与えてしまい、結果としてオープン戦好調だったタイガース投手陣にはマイナスに働いてしまった。ように思う。
そしてもうひとつ。金本と城島が開幕に間に合ってしまった。これが大きい。致命傷といっていいかもしれない
守っては落ちる球を捕れず、打ってはまともに走れない城島。投手の防御率を下げるために存在しているかのような金本。これでは、他の選手が気の毒だ。バッテリーは攻め方が限定されちゃうわけだしね(で、必然的に打者に狙われやすくなる)。

と、ここからは例によって「連続(フルイニング)出場批判」になる。

一流選手だった金本や城島が、なんでこんなお荷物になってしまったのか。
やはり、この"本人以外にはどうでもいい記録"へのこだわりがあったからだろう。
壊れる前に休まない――んだったらまだマシで、壊れても出続けるんだから…。

タイガースは支配下登録選手(外国人選手除く)の総年俸が12球団一高い。ところが30歳未満に限ると、これが12球団一安くなるという。
つまり、年功序列になってしまっているのだ。
日本人野手のうち、1億円プレイヤーを推定年俸額の順に並べると、城島>金本>鳥谷>新井>平野となる。平野を除く4人が、連続(フルイニング)出場にこだわってケガを悪化させた経験者というのがおそろしい。

年俸も出場機会も年功序列。こんなことしていたら、チームはダメになる一方だ。
毎試合スタメンで出る!という気概は必要だろうが、それはプロアスリートとして最低限のコンディションを維持し、一定の成績をおさめてからいえる話。

用兵の自由がなければ、どんな監督も思ったとおりのチーム運営はできない。逆にいうなら、新監督は上記4人の首に鈴をつけられる人間でなければならない。
和田にそれができるか?

できないだろうな…。


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[ 2011/10/23 13:14 ] スポーツ | TB(0) | CM(2)
阪神OB
野村克也氏が苦言を呈してから、故久万オーナーの球団戦略が変わってきました。『遺産』の亡霊化なのでしょうか。
横浜浜DNAの監督が新庄との報道を見ました。今後の行方を見守りたいです。
[ 2011/10/23 16:53 ] [ 編集 ]
ここ数年の定見のなさは、電鉄と親会社(阪急)の間の綱引きから来るんじゃないかと想像されます。
横浜は新庄とか古田とかいってますが、正気とは思えませんね。
興行だからといっても、けっきょくプレイするのは選手なんですから。
[ 2011/10/24 10:00 ] [ 編集 ]
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