誰がための刃/知念実希人


第4回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作。
6月の引っ越しをまたいで読んだため、アップを忘れてました。


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知念 実希人

講談社 2012-04-26
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誤解をちょっとだけ恐れつついうけど、この手の話は好き。
なので、面白く読んだ。
情報詰め込みすぎで散漫な印象があるのと、終盤の駆け足感が気にはなったが、このあとに読んだ乱歩賞作家の同系統の作品よりよほど上。

相変わらずというか、島田荘司の選評が誉めてないのもいい(笑)。
御大は、エンターテイメントとしての完成度より、(氏思うところの)本格としての体裁が整っていることのほうに重きを置くからな。
この賞と鮎川賞は、もちろんそれでいいわけだが。

しかし…ハードボイルドなのか、これ?
選評読むまで、まったく思ってもみなかった。

著者の知念実希人氏、Twitterでフォローしてるんだけど、本業(医師)の裏話など楽しいつぶやきが多いので、本書を読んでない人もフォローするといいかもよ。
(プロフ画像、実物と似てないぞ)


読了:2012/6/19
採点:☆☆☆☆


▼関連作 ※過去ログから
檻の中の少女



[ 2012/09/08 12:50 ] | TB(0) | CM(2)
「騎士道精神」的なんだとか
ハードボイルドって騎士道精神的な意味もあるんだそうです。
こんどの新作「ブラッドライン」はどんでん返しがすごくてついつい最後まで読んでしまいました。
前作に引き続き医療ミステリー作品です!

birthday-energy.co.jp/
ってサイトは知念さんの人生にまで踏み込んでましたよ。専業でないところに良さが出てるんだとか。今後にも期待です!
[ 2013/08/27 14:40 ] [ 編集 ]
Re>「騎士道精神」的なんだとか
三番叟さん、コメントありがとうございます。

ハードボイルドというと、つい「卑しい街の誇り高き探偵」とか「ワイズクラック(へらず口)」という初期のスタイルでイメージしてしまいます。
「ブラッドライン」、とても評判がいいですね。読む予定の本が渋滞を起こしているのですが、なんとか近いうちに読みたいです。



[ 2013/08/28 20:53 ] [ 編集 ]
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