シンデレラの罠/セバスチャン・ジャプリゾ


30~40代のミステリファンの(たぶん)バイブル「東西ミステリーベスト100」の最新版が、四半世紀ぶりに刊行されたのは昨年末のこと。
旧版ほどの興奮はなかったけど(あれは至福の時だったなあ)、それでもやっぱり楽しくページをめくることができ、ランクイン作品の未読潰し&一部再読をする気になったのでした。

で、手始めに手に取ったのが、前エントリーの『エジプト十字架の秘密』なわけなんだけども。う~ん…。ご覧のように残念な評価で、のっけから腰砕け気味。
続けてミスれないぞということで、気合いを入れ直して選んだのがこれですよ。


シンデレラの罠【新訳版】 (創元推理文庫)シンデレラの罠【新訳版】 (創元推理文庫)
セバスチャン・ジャプリゾ 平岡 敦

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フランスミステリに抵抗があるわけでは決してない。むしろ好きといっていい。
モーリス・ルブランやルルゥは別格として、シムノンにフレデリック・ダール、ミシェル・ルブラン、ボワロー&ナルスジャックも普通に読んできている。J・P・マンシェットも、なんか一冊読んだな。
でも、なぜだかジャプリゾには、これまで手を出さずに来た。これが失敗だったと、今さらながらに思った次第。面白いじゃないか、『シンデレラの罠』。
「東西ミステリーベスト100」によると、誤訳(?)を正した改訳版が2012年に出たばかりというのが高評価に繋がったと推測している。だとしたら、旧訳で手に取らなかったのは正解という言い方もできる?

この勢いで、近いうちに残るフランスミステリの大物カトリーヌ・アルレーにも挑戦してみたい。この2人に触れずにこの歳まで来たミステリファンは、もしかしたら珍しかったり。


読了:2013/1/14
採点:☆☆☆☆


[ 2013/01/21 14:39 ] | TB(0) | CM(0)
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