少子化なのに「1/8計画」



子どもの日だそうですよ。

毎日新聞|こどもの日:子どもの数1617万人 34年連続減少
「こどもの日」を前に総務省が4日まとめた人口推計(4月1日時点)によると、14歳以下の子どもの数は34年連続で減少し、1617万人となった。比較可能な統計がある1950年以降で最少を更新した。総人口に占める子どもの割合も過去最低の12.7%で、41年連続で低下した。



中学時代、教科書だったか英会話教材だったか英字新聞だったかで「population explosion (人口爆発)」 という言葉に出会った。
先日、TOKYO MXで再放送があった『ウルトラQ』の1エピソード「1/8計画」(1966年製作)もこいつをモチーフにしたもので、来たる人口爆発の時代に備え、人間の体を1/8に縮めてしまおうというのがお話の核だった。日本でもそういったことが懸念されていた時代があったんだね。

それが今や、少子高齢化もきわまって。20~30年もすれば人口激減時代を迎えようというのだから驚いてしまう。


なんでも、統計上の指標に合計特殊出生率というのがあるらしい。1人の女性が一生のうちに産む子供の平均数のこと。
wikipediaでは、以下のように説明されている。

死亡率が不変で、合計特殊出生率が高ければ、将来の人口は自然増を示し、低ければ自然減を示すことになる。
仮に、調査対象における男女比が1対1であり、すべての女性が出産可能年齢以上まで生きるとすると、合計特殊出生率が2であれば人口は横ばいを示し、これを上回れば自然増、下回れば自然減となるはずである。しかし、実際には生まれてくる子供の男女比は男性が若干高いこと、出産可能年齢以下で死亡する女性がいることから、現代先進国においては自然増と自然減との境目はおよそ2.07とされている。



日本でこの数値が2.07を割り込んだのは1955-1960年のこと。拮抗ラインにギリギリ達した1970-1975年を除くと、以後は増加に転じることなく現在に至るという。
なんと、「1/8計画」が作られる何年も前に、日本の人口は潜在的減少傾向(少子化)に突入していたというわけ。

でも、そんな話、まるで知らなかった。
50年前に対策を立てていれば、こんなことにならなかったはずなのに。
目先の経済成長+人口増加に気をとられて、将来への備えを欠いた結果が現在のこの有り様であるとしたら、政治家や官僚に国家百年の大計なぞを望む時点で間違っているのかもしれない。


[ 2015/05/05 12:42 ] 身辺雑記 | TB(0) | CM(0)
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