君の名は。


よーやく観てきましたよ。『君の名は。』。

まだまだ集客力は落ちていないようで、土曜昼前のスタート回、100席弱のスクリーンは7~8割の入りだった(午後は200席以上のスクリーンで上映。『ローグワン』との絡み?)。


君の名は



この夏、我が家をおそった『シン・ゴジラ』ショック。
なんかもう、ハードルが上がりに上がっちゃって。
やや遅れて始まった『君の名は。』に、どうしても足が向かなかった。
シンゴジは3回も行ったのにね(笑)。

いや、面白いに決まってる。楽しめないわけがない、というのは確信してましたよ。
でも、高まる世評も最後のひと押しにはちと足りなかった。

きっかけは『この世界の片隅に』を観たこと。

これは自分に合う合わないというレベルを超えて(あるいは、異なるベクトルで)、劇場で観ておかなければならないという使命感さえあった。で、行ってみて期待を上回る出来だったので、満足したところで別の映画を観る気力が生じた、と。ようやくシンゴジショックから覚めた瞬間(笑)。

そこで『君の名は。』になるわけで。

"とりかへばや(入れ替わり)"テーマを扱った作品では、既知の2人の意識が交換されるケースが多いように思うが、今回は見知らぬ2人が入れ替わるというのがミソ。
互いに相手のことを"我がことのように"知っているのに、まだ一度も会ったことがない。ボーイミーツガールものでは"じれったさ"が効果的に描かれるものだが、これほどじれったい話もないだろう。2人がいつくっつくのか以前に、2人がいつ出会うのかがストーリーの重要なポイントになっているのだから。
中盤以降は謎解きやタイムリミットサスペンスの要素も加わって飽きさせない。RADWIMPSの歌だけがしつこかったかな。ちょっと主張が強すぎるきらいあり。流しどころを抑えたほうが良かったかもしれない。
ラストはサプライズに欠けるものの、喪失感もあるし、着地の仕方としては考えられるなかでも最良に近いものだと思う。

ひとことでいえば、とっても楽しめた。

『シン・ゴジラ』や『この世界の片隅に』のような、硬直した日本映画シーンに現れた突然変異的な作風ではない。でも、極上のエンターテイメントとして、2016年を代表する映画であることは間違いない。興行的に本作が年間トップになることに異論はないし、円盤もきっと買っちゃうことでしょう!


[ 2016/12/14 12:46 ] 映画 | TB(0) | CM(0)
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